トゥレット症候群かも?!ひんぱんに咳払い、鼻鳴らしなどを繰り返してしまう人の可能性的要因とは

2019年7月29日

トゥレット症候群かも?!ひんぱんに咳払い、鼻鳴らしなどを繰り返してしまう人の可能性的要因とは

職場、電車、公園など他人同士が一定の時間、同じ空間で過ごす場面で数秒~1分に1回の頻度で咳払い、鼻鳴らしなどを繰り返す人が意外とよくいます。

そのときたまたま風邪を引いていたり、のどに引っかかったりした人の場合は、ハンカチを口に当てたりと音が大きくならないように配慮する人が多いです。
その場合は自分にも経験があるため仕方がないと周りの人も思えるでしょう。

しかし、そうではなく慢性的にそうした音を出すクセがある人は、本人が慣れてしまっているため、無意識に結構な音量で発します。
本人の意識外で音が出てしまっているのかもしれませんが、周りはその音に悩まされている場合があります。

このように音をひんぱんに発してしまう人は一体どういったことになっているのでしょうか。

 

 

喫煙

喫煙出典:https://pixabay.com/images/id-1840490/

喫煙者の場合はこれが原因の可能性が一番高いです。
しかも音が大きいです。
よく咳や咳払い、タン吐きをしているところを見たことはありませんか。
オフィス街の公園に行くとよく見られます。

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緊張している/ストレスを感じている/不安を感じている

緊張している/ストレスを感じている/不安を感じている出典:https://pixabay.com/images/id-1084525/

通常のときは特に咳払い、鼻鳴らしのクセのない人が、例えば大勢の前で発表する予定がある日は、無意識に咳払いが増えることがあるようです。

それはなぜかというと、緊張すると喉が渇きますが、これは、交感神経興奮による唾液分泌量が減るからだと考えられます。
すると口の中や喉がかわきますので、咳きこみと同時に咳払いも起こしやすくなるのです。
そして、それはストレスや不安を感じているときも同様です。

できるだけ飲み物やのどアメなどで喉を潤すよう対策しましょう。

 

 

 

副鼻腔炎(蓄膿)/アレルギー性鼻炎

副鼻腔炎(蓄膿)/アレルギー性鼻炎

これらは、鼻から喉にかけて鼻水が落ち続けるためすっきりさせようとして咳払いや鼻鳴らしが出ているのです。
これは自覚症状があると思いますので、鼻やのどが出続けて気持ち悪いと感じたら耳鼻科へ行きましょう。

 

 

 

胃食道逆流症

主に胃の中の酸が食道へ逆流することにより、胸やけなどの不快感があったり、食道炎になったりする病気です。

症状

  • 咳払い
  • 喉の痛み
  • 咽の違和感
  • 発声がしにくい感覚

など

上記のうちの複数症状が出ていたら、この病気かもしれないので受診しましょう。

 

 

 

トゥレット症候群(チック症)

身体的異常がない場合、はトゥレット症候群の可能性大です。
おもに小児期~青年期に表れ、本人の意思とは関係なく、突然、体が動いたり声が出たりすることが一定期間続く障害を”チック症”といいます。
年齢とともにじょじょに弱まるものの、成人期まで持続する場合もあり、一年以上続く場合は”トゥレット症候群”と呼ばれます。

また、発症は女性より男性が多いと言われています。

トゥレット症候群の症状例

単純運動チック

  • まばたき
  • 顔しかめ
  • 首振り
  • うなずき
  • 口ゆがめ

など

複雑運動チック

  • 体の後方にそらす
  • 拍手
  • ジャンプ
  • 四肢の屈伸
  • 自傷行為

など

単純音声チック

  • ンンン、という声
  • 鼻すすり
  • 咳払い

など

複雑音声チック

  • 無意味な言葉の発生
  • 自分の言葉を繰り返す
  • 悪い言葉を繰り返す
  • おうむ返し

など

 

トゥレット症候群の原因

大脳基底核のドーパミン神経系の発達障害や、遺伝要因もあると考えられています。
ただし親族にチック症がいたとしても、発症には環境要因も関係するため、遺伝要因だけが原因とは限りません。

 

合併症

トゥレット症候群患者は以下の障害も併発している場合もあります。

 

トゥレット症候群の実態例

 

 

 

トゥレット症候群は音声や大きな動作以外はそんなに気になりませんし、もう本人にはどうにもできないため、周りの理解も必要ですが、他の項目は自分自身で対策できるはずです。

喫煙者人口やタン絡みやすい年齢層などを鑑みて前回の記事でも述べているように、特に中年世代以降は、耳も遠くなってきたり、脳が衰えてくるため他人への気遣いが足りなくなってくる傾向にあるため、注意してもらえるとイライラ人口が減ります。

まずは無意識を自覚するところから始めてはいかがでしょうか。

 

 

参考:なぜ緊張すると咳払いをする?【交感神経の興奮により口渇や咽喉頭異常を感じるため】
   咳払い「ン、ン」・鼻鳴らし「鼻をズゴッ」・鼻すすり
   大人のチック症とは?原因や治療法、職場や生活の工夫についてお伝えします
   胃食道逆流症(GERD)ってどんな病気ですか?
   子どもによくみられる症状~ 「チック」 – 東邦大学
   チック症、ジル・ドゥ・ラ・トゥレット症候群
   神経系疾患分野 トゥレット症候群(平成22年度)