他人が出す咀嚼音、咳払い、鼻鳴らしなどの特定の音にイライラ!ミソフォニア(音嫌悪症)とは?

他人が出す咀嚼音、咳払い、鼻鳴らしなどの特定の音にイライラ!ミソフォニア(音嫌悪症)とは?

通常では気にならないであろう他人の咀嚼音、咳払い、鼻鳴らしなどの日常にありふれるの特定の音を聴くことで、強い怒りや嫌悪を感じ、心拍数が上がるという症状が出る人がいます。

そういった症状をミソフォニア(音嫌悪症または音恐怖症)といいます。
今回は、ミソフォニアの人の症状やメカニズムをご紹介します。

 

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ミソフォニアの人が苦手な他人が出す音

ミソフォニアの人が苦手な他人が出す音

  • 咀嚼音
  • パソコンのタイピング音
  • 呼吸の音
  • 会話
  • 咳払い
  • 鼻を鳴らす
  • くしゃみ
  • げっぷ
  • あくび
  • 飲み込む
  • ペンをカチカチ鳴らす音
  • ハミング

 

 

ミソフォニアの人の症状

ミソフォニアの人の症状出典:https://pixabay.com/images/id-18615/

身体反応

  • 動悸
  • 心拍数の増加
  • 手足の震え
  • 筋肉の緊張
  • 多汗
  • 過呼吸
  • パニック発作

 

行動

  • 音を出している人への暴力・暴言
  • 自傷行為

 

感情(いずれも通常より激しい感情)

  • 怒り
  • 不安
  • 恐怖
  • 嫌悪
  • 憎しみ
  • 逃避反応

 

 

ミソフォニアのメカニズム

ミソフォニアのメカニズム出典:https://pixabay.com/images/id-3501528/

脳領域のつながりが一般の人々と違う|オランダ アムステルダム大学研究

オランダ アムステルダム大学の精神科教授であるダミアン・デニス氏は、脳が音を処理するプロセスに問題があるのではないかと考えており、この仮説をもとにデニス氏と同僚らは21人のミソフォニア患者と23人の健康な被験者を対象に実験を行いました。

被験者らは舌打ちなどミソフォニアの症状を誘発する音が含まれたムービーと、不快な音が含まれていないムービーをそれぞれ視聴し、被験者らの脳を研究チームがモニタリングしました。その結果、不快な音が含まれているムービーについてのみ、2つのグループの間に異なる反応が引き起こされました。

ミソフォニアの患者らは不快な音を聞くと激しい怒りや嫌悪感を覚え、心拍数が急上昇したとのこと。それに加えて脳スキャンの結果から、感覚器官が受けた刺激から周囲の目立つものに対する注意を誘発する「顕著性ネットワーク」と呼ばれる領域が、ミソフォニアの患者は強く反応していることが判明。この結果から、「ミソフォニアの患者は脳領域のつながりが一般の人々と違うため、特定の音を非常に際立ったものであると知覚してしまい、恐怖や不安を引き起こしている可能性」が示唆されています。

出典:タイピングや呼吸などの「音」に反応して苦しんでしまう「ミソフォニア」の原因とは?

 

感情を司る部分や、心拍数やガルバニック皮膚反応が増幅|イギリス ニューカッスル大学研究

イギリス ニューカッスル大学の研究者たちによって、新たに神経学的なアプローチで以下のような調査をしました。

実験に参加したのは、20人のミソフォニアの人たちとそうでない22人を含む計42人。さまざまな音を聴いて脳がどのように反応するか、MRIで調べました。するとまずミソフォニアでない人たちは、どの音にもまったく不快を示さなかったわけではなく、赤ちゃんの泣き声など特定の音に対する反応が確認されました。
一方、実験であらゆる音を聴くたびにストレスの度合いが増幅したミソフォニアの人たちは、食べ物のクチャクチャ音や人の呼吸音などに対して深い情緒的反応(イライラ・不安)が示されたといいます。特に感情を司る前部島皮質(AIC)が極度に活動的になったことがわかりました。
Current Biologyで発表された研究結果によると、ミソフォニアの人たちの大脳の前部島皮質(AIC)では、感情の処理や制御をおこなう前頭前皮質(vmPFC)、後内側皮質(PMC)、海馬や扁桃体といった脳のエリアと異常な機能的結合が見られました。また、クチャクチャと噛む音や人が呼吸をする音に晒されたとき、心拍数やガルバニック皮膚反応が増幅したこともわかりました。

出典:神経学で解明。ミソフォニア(音嫌悪症)の人たちは大袈裟に反応しているわけじゃない

 

つまり、ミソフォニアの特徴としておおまかにまとめてみると、このようになります。

  • 特定の脳領域のネットワークが強い
  • 不快な音を聴くと感情を司る脳領域が強く反応
  • 不快な音を聴くと心拍数が上昇

 

 

他人の発する音に1つ1つ気になるのは、自分自身も他人も共同生活する上では非常に苦しいでしょう。
都市部は他人との物理的距離が近いこともあり、ミソフォニアでない人も他人が出す雑音に敏感になっている節はあるかもしれません。
なので、ミソフォニアの人は防音ヘッドフォンをするなどの対策は必須と言えます。

反対に、あらゆる雑音がうるさい人がいるのも事実です。
特に中年世代以降は、耳も遠くなってきたり、脳が衰えてくるため他人への気遣いが足りなくなってくる傾向にあるため、自分の発する音に関して気づかってもらえれば、お互いがより暮らしやすくなるのではないでしょうか。

 

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参考:神経学で解明。ミソフォニア(音嫌悪症)の人たちは大袈裟に反応しているわけじゃない
   タイピングや呼吸などの「音」に反応して苦しんでしまう「ミソフォニア」の原因とは?
   他人が出す音が許せない 「ミソフォニア(音嫌悪症)」とは