とんちんかん、クソリプ、話が進まない一要因!読解力・理解力がない人について 前編

2020年8月9日

とんちんかん、クソリプ、話が進まない一要因!読解力・理解力がない人について仕事など真面目な議論の場で、自分は至って真面目な受け答えをしているつもりでも、場が微妙な空気になる。
SNSで書き込まれている議題に自分の意見を書き込んでも無視される、あるいは「ちゃんと読んでます?」と返信がきたり、自分がはいることによって一連の話が進まなかったりすることはありませんか?

会話の議題に対して自分の意見を言うと微妙な反応をされる気がするという人は、読解力・理解力がないかもしれません。

今回はとんちんかん、クソリプ、話が進まない一要因である、読解力・理解力がない人についてお話します。

 

 

 

クソリプの例

クソリプの例1

クソリプの例2

何かを訴えたときに必ずといっていいほど、よく見かけるクソリプです。
主は自分の夫が取った行動について語っているだけで、”男みんな”とは一言も書いていません。
そして、伝えたいことはそんなことではないのです。

配偶者と子どもがいるのに、顧みずに自分だけ逃げることの自分勝手さと無責任さを問題としているにもかかわらず、その主題全体はくみ取らずに”夫”というピンポイントのワードから男を連想し”男全員”を非難していると思い込んでいるのです。

これでは話になりませんよね。
繰り返しますが、男女のことについて言いたいのではないからです。
かなり認知が歪んでいると思われますが、実はこういう人はすごく多いのです。

 

 

 

子どもの読解力が下がっている現状

子どもの読解力が下がっている現状1出典:OECD 生徒の学習到達度調査2018年調査(PISA2018)のポイント

経済協力開発機構(OECD)は、2000年から3年ごとに、読解力、数学的リテラシー、科学的リテラシーの3分野で生徒の学習到達度調査を実施しており、2018年に行われた読解力の調査では、日本は高校1年相当学年が対象に調査が行われました。
その結果、数学的リテラシー1位、科学的リテラシー2位と37か国中トップクラスだったに対して、読解力は11位でした。

 

 

子どもの読解力が下がっている現状2出典:OECD 生徒の学習到達度調査2018年調査(PISA2018)のポイント

何だ、いい成績じゃないかと思われるかもしれませんが、結果概要の通り、前回より明らかに低下している結果となるわけです。

 

 

 

教育評論家が語る、読解力がない子どもの文章の読み方がある

教育評論家の石田勝紀氏によれば文章を読むときは2種類の読み方があるといいます。

1つは、意味を理解しながら読んでいる読み方です。この場合、書いてあることがひとつひとつ頭と心に入ってきていて、うまくいくと、文章と自分が一体になっていたりもするでしょう。

ではもう1つの読み方は何でしょうか。それは、字ヅラだけを追っている読み方です。活字の羅列に対して目を移動させているだけということです。本当にそんな読み方をしている子がいるのか、と思われるかもしれませんね。率直にいって、たくさんいます。かなりたくさんいます。実は、筆者も高校時代までそうでした。この読み方をしている子は100%国語ができませんし、さらに他教科も伸び悩むものです。

出典:私がどん底で見た「読解力がない」という地獄 やり方を変えたら偏差値が40→70台に上昇 | ぐんぐん伸びる子は何が違うのか?

石田氏は子ども時代自分が字ヅラだけを追っている読み方だったそうです。
さらに、意味を理解しながら文章を読む子どもと、そうでない子どもの頭の中も解説しています。

① 国語の問題で「主人公はなぜ、○○のようなことをしたのでしょうか?」という設問があったとき、

→字ヅラを追っている子は、ただ単純に「文章の中からその答え」を探そう(抜き出そう)とする

→意味を理解する子は、答えは答えとして考えつつ、「普通、○○のようなことしないだろ」とつっこんだり、意味まで考えながら読んでいる

② 英語の問題集で「I don’t like Ken, because he is always late for school.」を訳しなさいという問題があったとき

→字ズラを追っている子は「私はケンが好きではありません。なぜなら彼はいつも学校に遅刻するからです」と訳して、さっさと次の問題へ進む

→意味を理解する子は「遅刻するぐらいで、なんで人を嫌いになる必要があるんだ」と考えたりもしている

出典:私がどん底で見た「読解力がない」という地獄 やり方を変えたら偏差値が40→70台に上昇 | ぐんぐん伸びる子は何が違うのか?

こういった現象は今の子供たちだけではなく、昔から存在していただろうことは予想できます。
どうでしょう、ご自分が子供の頃はどちらでしたか?
この項と前項のOECD調査では子供の話であって、もちろん大人はもっと少ないと考えられます。
しかし、逆に考えると大人でそこそこにいるのだから、未成年はもっとクソリプをしているということです。

意味を理解しながら文章を読む子どもであっても、とんちんかんな受け答えが多い人もいるでしょうが、意味を理解しないまま成人した人は、ほぼ確実に他人との意思疎通に問題があるでしょう。

そんなことはないと思っている人、自覚していないだけで、他人は思っている可能性が高いですよ。

 

 

 

 

次回は後編をお届けします。