相手への猜疑心をわざわざ口に出す人から読み取れる特有の気質

相手への猜疑心をわざわざ口に出す人から読み取れる特有の気質

前回の相手への猜疑心をわざわざ口に出す人の心理のうち、特に『どうでもいいことでもリアクションから相手の真意を読もうとしている』、『相手の位置をさげようとしている可能性』、『自分を守っている可能性』の3つの言動から読み取れる気質について今回は取りあげます。

 

 

 

疑い深い

言わずもがなです。
他者と関わる際は、常に猜疑心に囚われていると考えられます。
あまりに何でもかんでも疑う人は妄想性人格(パーソナリティ)障害かもしれません。

 

 

相手がどう思うかの配慮は少ない

相手がどう思うかの配慮は少ない出典:https://pixabay.com/images/id-99740/

言い方にもよりますが、本当に疑ったような言い方や、からかうような言い方で猜疑心を口にされると1、2回は流せても何回もされるとイラッとしませんか。
しかも多くの人は、こう考えたときはこういう言葉づかいをするといったクセがたいだい決まっていますので、一度言った言葉づかいはそこそこの頻度で登場します。

そして、相手への猜疑心を口に出す人は、相手が自分をだましていないかどうかを見極めることにやっきになっているため、自分が言ったことで相手がどう思うかには意識がいっていません。
つまり、他の言動でも他者への気配りはできていない可能性が高いです。

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被害者意識が強い傾向

被害者意識が強い傾向出典:https://pixabay.com/images/id-1139038/

誰でも嘘をつかれることで自分への被害を少なくしようと対策をするのは当たり前です。
しかし、心の中で疑って嘘をつかれたときの対応を考えるならまだしも、その疑心をわざわざ相手に言うというのは、「あなたに嘘をつかれると自分は傷つくんだ」とパフォーマンスしているのです。

自分が傷付くことにばかり気を取られて、他人がどう思うかにまで意識が向いていないともいえます。

被害者意識が強い傾向にある人の特徴として、以下の記事でもご紹介しているので合わせてどうぞ。

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自分も他人を貶める嘘をつくから、他人も自分を貶める嘘をつこうとしていると思っている

自分が他人を貶めるような嘘をつかない人は、他人が自分に恨みがない限りは自分を貶めるような嘘をつかないと考えるのではないでしょうか。
つまり、嘘をついている、と根拠もなく言っているのだとしたら、自分も他人を貶めるために嘘をついているから、そのような思考に至るのだという可能性が高いです。

これを、バイアスの一種で”偽の合意効果(総意誤認効果)”と言います。

自分の考え方を他の人も持っていると投影する傾向です。

出典:人間はバイアス(偏見、差別)の生き物~わたしたちを蝕むバイアスたち⑤~

しかし、相手の嘘を疑ったからと言って、疑った人が嘘つきだとすぐに結びつける曲解のしかたはやめましょう。

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普段何気なく口にしていることでも、他人からすれば信用されていないのかと落ち込んだり、この人は疑い深いなーと印象を悪くすることがあります。
これは言われた人だけれなく、言う本人にもいいことはありません。

それは冗談のように言ったとしても、何度も疑うような言葉を繰り返されれば、今度は逆に自分が疑われることになります。
自分のことを信じてくれない人のことは信じられませんから。