相手への猜疑心をわざわざ口に出す人の心理

2020年3月8日

相手への猜疑心をわざわざ口に出す人の心理

嘘ー!
本当にー?

とよく口にする人、たまにいますよね。
仕事でのミスの所在やパートナーの浮気など、本当に嘘をつかれると困る場面では、相手への猜疑心を口にすることは確実に必要ですが、今回はそういったものではなく、必要ではないのに疑っていることを相手に伝える人の心理をお届けします。

 

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どうでもいいことでもリアクションから相手の真意を読もうとしている

どうでもいいことでもリアクションから相手の真意を読もうとしている出典:https://pixabay.com/images/id-4118072/

冒頭でも触れたようにパートナーが浮気をしていることを言わせようとする際などは必要です。
ですが、相手の真意を読んでもどうしようもないことを顔色やリアクションから読もうとする人もいます。

例)

A「今日は楽しかったですね」
B「…そうですね」
A「本当に?」

Bが本当に楽しくない場合、楽しくないと言える人はどれだけいるでしょうか。
例え仲のいい友達だとしても楽しくなかったと言えない人が多いのではないかと思えます。
AはBが楽しくなさそうに見えたのだとしたら、次は楽しいようにしようという反省はあるかと思いますが、それはわざわざ聞き出してまですることかと思えます。

このような聞かれ方をしたらBは気分が悪くなりますよね。
本当に楽しい場合は、本当のことを言っているのに疑われた。楽しくない場合は、気を使っている言っているのにウザいな。
という気分になるでしょう。

 

 

相手の位置をさげようとしている可能性

例)

AとBが繁華街で立ち話をしていると、Aに外国人観光客がタクシー乗り場はどこか訊ねました。
Aは英語を話せないので断ろうとしますが、うまく言葉が出てこないでいると、Bがとっさに片言の英語で「右に曲がってください」と言いタクシーがよく通る大通りの場所を教えて、事なきを得ます。

外国人観光客が去ると、AはBの教えた情報の正しさを問いました。

A「右に曲がったらタクシー拾えるの?」
B「うん。あそこロータリーがあって、だいたいタクシーが待ってるよ」
A「えー本当かなー?」

そのあと、AはBが示した道が大通りであることに思い至り、Bの正しさに得心しました。

ふつうはBに助けてもらったことに安堵したり、礼をいうのではないかと思います。
しかしそうしなかったこのときのAの心理としては、Bに負けたと思ったのではないでしょうか。

①タクシー乗り場の場所が分からなかった(地理の把握)
②外国人と意思疎通ができなかった(英語が話せない、または身振りでも伝えられない)
③とっさに対応できなかった

BはAができなかったこの3つの流れをものの数秒でしたのです。
AはBをどこか下に見ていたのではないでしょうか。
上に見ている人にはそんな絡み方はしないでしょうから。

そして、この一連の対応で自分が上がれる要素はないとなると、Bを落とすしかありません。
そして後からでも、落とすことができることといえば”情報や英語の正確性”です。
しかし、英語はAには分からないので、情報が本当にあっているのかを疑問視したのです。

間違っていたら「ほらーやっぱり間違ってたー」と鬼の首を取ったように言い、Bが数段先に上がっている階段を1段下ろしてやることができたというような思考と考えられます。

うーん、Bが観光客に対応している間にAはそんなことを考えているとなると…。

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自分を守っている可能性

自分を守っている可能性出典:https://pixabay.com/images/id-850117/

会社員時代、年上の後輩に仕事を教えており、赤字で書かれた修正箇所をデータに反映させる作業でした。
その修正指示の字がすごくクセが強くて読みにくかったため、後輩がわたしに質問に来たので教えると「えー嘘!違うよ。何か別の記号だよ」と全面否定しました。
記号ってなんだよ。

何度言っても聞かないので、先輩に口添えしてもらうと大人しく引き下がりました。

わたしがバカにされてるだけなのか、信用されていないのですかね。
それにしても、自分が読めないからって先輩が言っていることが嘘だと、よく思えるものです。
その通りに修正してあとで間違っていたことが自分のせいにされたらどうしようと思っているのでしょうか。

だったらわたしに聞かずに別の先輩に聞けばいいのに…。

このような体験談みたいなものでなくても、誰かが嘘をついて自分を陥れようとしているかもしれないと思っているのでしょう。
一番最初にご紹介した、相手の真意を読もうとしているのも、根底は自分を守っているのかもしれませんね。

疑う心は多少は持っていた方がいいでしょうが、何でもかんでも疑うのは、他者との関係性を悪くすることもあります。

 

 

本当に信じられない話だった

本当に信じられない話だった出典:https://pixabay.com/images/id-909044/

これも経験談で申し訳ないですが、通常体型の友人が自分のBMIが30あると言い出したときは、思わず「嘘だ!」と言ってしまいました。
BMI 30というと肥満とされています。
友人は持病で薬を飲んでおり、その影響で少し昔よりもふっくらしてきたと思っていましたが、とてもそんなようには見えなかったのです。

つまり、そう見えないのに、本人の口から出た言葉が正反対だったりすると思わず言ってしまうこともあるでしょう。

すごく明るそうな人が実は人見知りだと言うと「えー嘘ー」というリアクションを取ってしまうのもこれに当たります。

 

 

特に意味のないただの口ぐせ

噂話などをしていて話を盛り上げるために「すごーい!」の意味を込めて「嘘ー!」と悪気なく言ってしまう場合もありますね。
しかし、誤解されないためにはあまり嘘ー!などと言わない方がいいでしょう。

言葉通り疑われていると感じることもありますし、あまりに連発していると勘にさわることもありますので、同じ意味でも違う言葉で返してあげてください。

 

 

 

次回は『相手への猜疑心をわざわざ口に出す人から読み取れる特有の気質』についてお話します。