予想力、想像力がない人に見られがちな特徴 中編

2020年3月14日

前回は予想力、想像力がない人に多いとみられる性格と付随する性質を主にご紹介しました。
今回と次回は能力と付随する性質をクローズアップしてご紹介していきます。

 

 

認知機能(認知力)の一部が低い傾向

認知機能とは、学問によって分類方法が異なることがありますが、心理学的には、知覚・判断・想像・推論・決定・記憶・言語理解など脳の知的な機能をひとまとめにして認知としています。

出典:人間関係が上手くいかないのは、認知機能が低いからかもしれない

ここで取り上げている想像力とは、”未来を予測する”という意味があるため、認知機能の種類では「想像」と「推論」が含まれていると考えられます。
想像力がない人はこの「想像」と「推論」の両方か、またはどちらかの知的機能が弱いのではないでしょうか。

 

 

頭の回転が遅い

頭の回転が遅い出典:https://pixabay.com/images/id-3289690/

この場合は予想・想像する速度が時の流れに間に合わないのではないでしょうか。
厳密には予測はできているのかもしれません。
しかし、物事が起こる1秒前に考えて行動に移そうとしも間に合いませんよね。
そのため結局は行動には移せず、周りからは何もしていないと見えてしまうのです。

これはかなり惜しい状態です。

 

 

思考停止

頭の回転が遅いよりも人間として深刻な状態です。
そもそも何も考えていなければ、未来の予想どころか現在の認知すらもできているのか怪しいものです。

関連記事→思考がおかしい人の特徴

 

 

何でも人に聞く

何でも人に聞く出典:https://pixabay.com/images/id-1206509/

幼児期に来る何で何で攻撃のように、自分の知らないことや疑問に思ったことを自分で考えたり、調べたりせず楽して他人から答えを得ようとする大人。
または、他人の話に対して聞いてどうするの?というようなことでも「何で?」と質問する人。

思考停止と同様、予想力・想像力ないですよね。

  • 「今度○○に旅行するんだ」→「なんで?」
    旅行場所を決めた理由まで話さないとあかんのかい
  • カラオケで古い歌を歌った→「なんで?」
    歌いたくなったのかなと想像できんのかい

出典:詮索する人、何にでもなんで?と聞く人の特徴と心理 後編

 

 

 

固定観念、ステレオタイプ、特定(親など)の吹き込み、バイアスでしか判断できない

固定観念

人が何かの考え・観念を持つとき、その考えが明らかに過ちであるか、おかしい場合で、他の人が説明や説得を行っても、あるいは状況が変わって、おかしさが明らかになっても、当人がその考えを訂正することのないような観念を指す。

出典:固定観念

ステレオタイプ

人種や性別や職種などを知ると、個性を無視した典型的なイメージに引きずられて記憶が歪められることを示します。

例)A型は几帳面

出典:人間はバイアス(偏見、差別)の生き物~わたしたちを蝕むバイアスたち⑤~

バイアスの一種です。

バイアス

“偏見”や“先入観”のことで、つまり固定観念と同義語です。

どれもせきずい反射のように、1つの式からは1つの答えしかないというような判断の仕方であり、状況を理解した考慮やその時々で判断が変化するといったことを無視しています。
この固定観念を基盤とした判断は答えを出すのが早いですが、きちんと思考しているわけではないので、間違っていることも多々あります。

関連記事→女性が男性との競争が苦手なのは固定観念や妬みからである可能性
     女性より男性の方が賢い・有能というステレオタイプは固定観念だった

 

 

固定観念、ステレオタイプ、特定(親など)の吹き込み、バイアスに疑問を持たない

バイアスの盲点

自分は他人よりも偏見や先入観が少ないと考えることです。
つまり、自分は偏見が少ないと思う偏見、他人の欠点はよく気づく傾向にあります。

出典:人間はバイアス(偏見、差別)の生き物~わたしたちを蝕むバイアスたち①~

歴史の終わり錯覚

過去の変化にくらべ将来の変化を小さく見積もる傾向を言います。
未来のことを想像しづらいため起こるバイアスなのだそうです。

出典:人間はバイアス(偏見、差別)の生き物~わたしたちを蝕むバイアスたち③~

そもそも疑問を持たないからこそ、固定観念、ステレオタイプ、特定(親など)の吹き込み、バイアスが強いのです。
前項にも言えますが、そこには想像が入り込む余地はありませんね。

 

関連記事→人間はバイアス(偏見、差別)の生き物~低IQほど偏見、差別に走る~
     バイアスが強い=IQが低い?ナルシスト=ダニング・クルーガー効果?について考察

 

 

セルフモニタリングができない

セルフモニタリングができない出典:https://pixabay.com/images/id-3083100/

自分の行動や態度が社会的に適切かどうかを自分自身で評価し、調整することをセルフモニタリングと呼ぶ。

出典:セルフモニタリング

セルフモニタリングができない特徴まとめ

  • 自分のことを棚にあげる
  • 他人の気持ちや行動にはあまり興味がない
  • 一貫性のある言動を取りやすい

簡単に言うなら自分を客観視できないということです。
自分の行動や態度が社会的に適切かどうかも想像力が必要なのは言うまでもありません。
想像力がないから自分の言動が規範にそれていたとしても分からないのです。

関連記事→客観性を身に着ける6つの方法

 

 

 

まだまだありますよ。次回に続きます。