予想力、想像力がない人に見られがちな特徴 前編

2020年2月3日

自分がこう言ったら相手はこう返してくるだろう、こう思うだろう。
自分がこう行動したら、相手はこう行動するだろう、こう思うだろう。

このような想像を繰り返してわたしたちは社会生活を送っています。
もちろん全ては思った通りになるわけはありませんが、ある程度予想できることも多いはず。

しかし、それがほとんどといってもいいくらいできない人がいるのです。
想像力がない人は本人的にはしてつもりなので、”ない”と評されるのは心外かもしれませんが、それなりにできる人たちからすると驚くほどできないように見えるのです。

たかが想像力と思うかもしれませんが、これが1つできないだけで芋づる式に必要なことができないことが多くなるのです。

今回は、想像力がない人に見られがちな特徴の性格的な部分を主にご紹介していきます。

 

 

自己中心的/心遣いができない

想像力がない人によく見られる特徴と言えば、一番目につくのは他人への心遣いができない自己中心的なところでしょう。
自己中心的な人の中でもいくつか種類はありますが、今回のテーマの分類では自分以外の人を思いやっての想像が欠如・欠落しているため、結果自己中心的になってしまうのです。

例)
電車で優先座席が空いている

  • 想像力なし→座る または 席を譲らない
  • 想像力あり→初めから座らない または 席を譲る

 

 

無神経

無神経

自己中心的な部分と限りなく近いですが、無神経の定義である”恥や外聞を気にしない”といった部分で言及すると、
本来一人前の大人なら感じる恥を感じないことも無神経に当たるとされます。
対して子どもがやってしまう、もしくはできなくても許されることが、大人はやってしまったり、できない場合はおかしいとされているものです。

例)

  • 人前での失禁→大人なら失禁しないための対策をするべき
  • 何かと人の持ち物の値段や収入を聞く→卑しいと思わないのか
  • 行儀・作法などが必要な場面でできない→教育はされていないのか

など

 

 

失礼なことを平気で言う
思いやりがない

”無神経”と”心遣いができない”が合わさると、上記のような言動をしがちです。
心遣いも思いやりも似たような意味ですが、一応言及しておきます。

例)

  • 人のコンプレックスを突く
  • デリケートな話題に平気で踏み込む
  • 他人にゆずらない
  • 目上の人に上から目線な発言

など

 

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楽観的

楽観的出典:https://pixabay.com/images/id-2868705/

楽観的な人は世間一般では明るくていいイメージですが、何事も良し悪しがあります。
楽観的とは自分に都合がいい想像をしがちでもありますが、想像力をしないことも一種の楽観主義者でしょう。

他人のことについて考えるということは、かなり精神的に負荷がかかるものです。
そして想像力がない人はそれをせず、もちろん自分に起こりうるネガティブな心配もしないでしょう。
仮に都合のいい想像もいないとしても、十分楽観的と言える精神状態のように思えます。

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罪悪感があまりない傾向

“罪悪感”は、他者や社会の期待と、自分の仮定の行動で生じる結果との差であり、相手の意図に基づく将来に対する動的なシミュレーション能力です。

出典:ヒトの協力行動における前頭前野の機能を解明

簡単にいうと”想像する力”です。

例えば、道でおばあさんが倒れており、一緒にいた小学生の孫がどうしたらいいか分からず、通りすがりの大人に助けを求めていたとします。
あなたがそのまま無視をして通り過ぎたら、孫は落胆するだろうなという想像がつきます。
そして、また別の大人にも助けを求めなければなりません。おばあさんも放っておいては重症化するかもしれません。
そうした将来に対する動的なシミュレーションをしたとき、無視する自分にモヤモヤしませんか?
それが罪悪感です。

想像する力がない場合、先述のシミュレーションなど思い浮かばないでしょう。
もちろん、未来を予想するだけでなく、過去に関しても罪悪感はあります。自分の発言で相手が傷ついたかなーと思うのも同様です。

そのため、想像力がない人は罪悪感があまりない傾向にあるのではないかと考えられます。

 

 

 

適切な論点を読み取れない(読解力)/適切な行動が取れない

人の話を聴くとき、普通ならこの人は何が言いたいのかということを話を聴きながら想像します。
そして、話の論点を読みとったところで、その話に対しての自分の考えや感想などを話すという流れになるでしょう。
ですが、相手の話に対して的外れな受け答えをする人が、けっこういます。

文字での表現で理解できないなら読解力が低く、ミスをしてしまったときに上司に報告するのではなく隠そうとして余計に被害が大きくなってしまうなど、適切な行動が取れないというのは空気が読めないと言います。

もちろん話し手や書き手の伝え方が下手な場合などの問題もありますが、よく話を勘違いしてしまったり、うまく話しがかみ合わないといったことがある場合、適切な論点を読み取れなかったり、場にふさわしくない言動をしてしまう人は想像力が欠如していると言えます。

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気が利かない(自発的な行動をしない)

気が利かない(自発的な行動をしない)出典:https://pixabay.com/images/id-1295697/

自己中心的で心遣いができず、無神経で、失礼なことを平気で言い、思いやりがないとなれば、自分の欲求のためには動いたとしても周りの状況をみて行動するということはないでしょう。

また、周りも余計なことはされたくないから、指示があるまでは何もしないでほしいと望むこともあります。

 

 

 

共感力が低い

他人の心情、状況を想像できないということは、共感力が低いともいえます。
上記でご紹介した要素は単独ではそこまで目立ちませんが、寄り集まると、問題行動として目立つようになってきますので、すぐに分かります。

 

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社会性やコミュニケーションに問題

社会性やコミュニケーションに問題

これまでの条件を総括すると、社会生活を送るにはかなりの問題が発生することが分かりますね。

他人のことに心を砕かないというのは、精神が楽な状態ですが、他人と関わっていく上ではほとんどの場合嫌われます。
そのため、他人の助けで回っていくようなものでは成功しないことが多いのではないでしょうか。

結局は自分に返ってくるということですね。

 

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次回からは、想像力がない人の能力の部分の特徴を主にご紹介していきます。