お節介、余計なことばかりする人の特徴とは?
お節介、余計なことばかりする人は、その人が何かをすることでかえって前の状況より悪くしてしまいます。
誰でもそういったことをしたことがあるかもしれませんが、普通の人はそれを失敗として受け止めて反省し、次は失敗しないようにしようと思うはずです。
しかし、余計なことばかりする人はそれが分かりません。
今回は余計なことばかりする人の特徴をご紹介します。
想像力がない
余計なことばかりする人の特徴で一番がこれです。
自分がしたことによって起こるかもしれない事態を予想できません。
例えば、パソコンのピッキング作業を分担した際、最後は必ず箱にPCをつめる作業がありますが、一緒に作業をしていた男性がこれからPCを入れる箱のふたを閉めて回っていました。
普通なら入れやすいようにふたを全部開けて、箱を並べておいて行く方が作業がスムーズにいくと考えるでしょうが、なぜかふたを開ける手間を増やしていました。
実話です。
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自分の考えに疑問を持たず衝動的
想像力がないでも説明している通り、作業の完成に必要なものを考えれば自然と論理思考になるでしょう。
仮に最初に浮かんだ箱のイメージ図がきれいにふたが閉まっていたものだとしても想像力さえあれば、思いとどまることもできます。
余計なことばかりする人は、そんなパッと浮かんだ考え疑問を持つことができず、衝動的に自分だけで決断して行動する傾向にあるように思います。
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人の意見(話)を聞かない
どうすると、他の人の作業がスムーズにいくか判断できなければ「箱足元に並べておいてもいい?邪魔じゃない?」などと、どうしたらやりやすいかを聞けばいいのです。
そうすれば、「ふたを開けて置いておいてもらえたら助かる」などと言ってもらえるはずです。
また失敗したとき、ここが悪かったなどと指摘をもらえることがあるでしょうが、余計なことばかりする人は”質問”という意味でも”アドバイス”という意味でも人の話を聞きません。
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反省できない
人の話を聞くことは、相手がどのようなことを求めているかの判断材料になります。
そして自分の考えや行動とのズレを認識することで、良くなかったのかな?と結果を振り返るきっかけになります。
また、自分のアクションの結果に対しても振り返って、ここが悪かった、今度から気を付けようと反省することで、事態は改善していくはずですが、それができないのです。
ある意味、究極のポジティブシンキングなのでしょう。
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学習せずに繰り返す
反省できれば充分に学習して次に同じ事態に陥ったとき、同じ間違いをしないでしょう。
しかし、余計のこと”ばかり”する人は、先述した内容をすべてできないため改善できず、余計なことを繰り返します。
おそらく「この失敗前もあったな」という気づきすらないのではないでしょうか。
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変に行動力はある
一見、行動力があるというのは良いことだと思うかもしれませんが、これがしてほしくないことばかりだと、何もしてほしくないと思うようになります。
何もしなければ、余計なことは起こりえないですから。
しかし、余計なことばかりする人は、そんな思いとは裏腹な行動があります。
もし、自分はおせっかいで、行動が裏目に出ると自覚がある人は、他人に対して何もしないようにしましょう。
何もしないと陰口を叩かれても、余計なことをして労力が増えるより何もしない方がマシです。
感謝されない/感謝されるがされた気がしない
余計なことばかりする人は、他人に何もしないことを望まれていますが、何もしない人と思われたくなかったり、感謝されたがる人が多い傾向にあります。
そのため、キチンと相手が求める行動ができないにもかかわらず、何かをしようとします。
他人であれば、いらぬお節介だったとしても、善意でしようとしたことに対してお礼を言われることもありますが、どうも感謝されている気がしない。
同僚や家族などの近しい人なら、感謝されないことも多いのではないでしょうか。
ご紹介してきましたが、自分は余計なことばかりしていると自覚がある人はほとんどいないでしょう。
自覚があれば改善できる余地がありますから。
ですが、どんなに自覚がない人でも一番判断できそうなのは、最後の『感謝されない/感謝されるがされた気がしない』でしょう。
もし、あなたの周りの人がこぞって、あなたの善意に感謝していないとしたら、あなたは余計なことをしている人かもしれません。
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