毒親の特徴③~言動が支離滅裂、子どもに嫉妬する、利己主義~
『毒親の特徴①~子どもに虐待をする、子どもを支配する~』
『毒親の特徴②~過保護、愛情を与えない、子どもに完璧さを求める~』
今回は第3弾です。
言動が支離滅裂
人の心理は一貫性を好みますが、このタイプの毒親はそれができません。
そのため子どもは矛盾した親の言動に混乱してしまいます。
特徴は以下です。
- 躾の仕方も一貫性がない
- 言動がころころ変わる
- 同じことをしても厳しく叱ったり、叱らなかったりする
- 過保護に扱ったかと思えば、今度は突き放す
- 独自のルールーを強いるが、自分は守らない
- ルールを作っても、ころころ内容を変える
- 矛盾する指示や、どちらにも取れる曖昧な指示をだす
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言動が支離滅裂だった結果
- 感情が極度に不安定になる
- 自分や他人の感情が分からなくなる
- 他人への信頼感がない
- いつも心が休まらない
- 警戒心が異常にはたらく
など、不安が強くなり社会性が育ちにくくなります。
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子どもに嫉妬する
普通の親は子どもの幸せを望みますが、毒親は子供が自分より幸せになることが許せません。
そのため、以下のような言動をします。
- どうせ上手く行かないと吹き込む
- 子どもの一人暮らし、挑戦、結婚などのライフイベントを妨害
- 子どもが親より幸せになるのが許せない
- 子どもの人生で上手く行かない場面になると、とたんに嬉しそうになったり、そら見たことかと得意気になる
コンフォートゾーンは「不安にならない行動範囲」という意味です。
例えば、家でテレビを見ることや、行きつけのカフェでお茶を飲んでいるような状態のことです。
コンフォートゾーンは、上のイラストのように、コンフォートゾーンの外に出るとラーニング(勉強)ゾーンに入り、さらに広がり不安レベルが高くなり過ぎると、最終的にパニックゾーンになると描かれることが多いです。このイラストを見るとマウスの実験の結果も納得です。
作業が簡単な時は、マウスはコンフォートゾーンにおり、何の不安も感じずに完ぺきに作業をこなしていました。不安レベルが上昇すると、マウスはラーニングゾーンに入り、パフォーマンスはさらに向上しました。しかし、難しい作業になると、ラーニングゾーンに留まらずに、すぐにパニックゾーンに入り、パフォーマンスが落ちました。
出典:成長するための近道:コンフォートゾーンとは、そして抜けだすにはつまり、コンフォートゾーンから出るにしたがって、不安レベルが上がります。
ほどよい不安レベルのラーニングゾーンからさらに外側へ出ると、何が起きているか分からないレベルがパニックゾーンとされています。
嫉妬された結果
など
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利己主義
自分の利益しか考えられず、他人はおろか、それが自分の子どもであっても利用する卑劣な行いです。
そのような利己的な毒親には以下のような特徴があります。
- 感情的な成熟ができていない
- 自分以外の気持ちを考慮できない
- 損得を過剰に気にする
- 親に忠実であるよう子どもに要求する
- 子どもが逆らうと脅威とみなす
- 他人も子どもも等しく自分のための駒だと思っている
- 人のことは批判するが、自分が批判されることにはかなり嫌がる
- 子どもと本気で競争しようとする
- 自分が楽しければ子どもの楽しみはどうでもいい
など
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利己主義な扱いをされた結果
親が子ども主体ではなく、自分主体の生活することで子どもは以下のような心理を持つようになります。
- 自尊心が低い
- 大切にされたことがないように思う
- 愛について正しく認識できなくなる
- 自分を大切に思う気持ちを持ちにくくなる
など
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