自己中心的な人の13つの特徴 前編
自己中心的な人は自分では気づいていません。
しかしどのような場所・場面にいても他者の気分を悪くしたり、迷惑をかけることが多いのです。
そのことにも気づかず、なぜか他者との関係がうまくいかないと思っていることが多いのではないでしょうか。
今回は自己中心的な人の13つの特徴 前編をお届けします。
共感能力の欠如
さまざまな人格障害や他者に迷惑になる性格を持つ人々に共通するのは、共感能力が欠如していることです。
他者の気持ちや主張にすべて賛成することはできませんが、ある程度されて嫌なことは同じです。
そのことを全く考慮せずに行動してしまう人が、共感能力の低い人だと言われるのです。
関連記事→共感力が低い人に現れる14の事実
自慢話、誇大妄想、共感力の欠如は自己愛性人格障害(自己愛性パーソナリティー障害)の可能性
サイコパスの”共感力の低さ”、”衝動的”、”良心の欠如”は脳の構造によるものだった!
経営者や役員になる人ほどサイコパスの傾向
損得勘定で動きがち
出典:https://pixabay.com/images/id-1015277/
行動のほとんどは自分が得をするか損をするかで決まる傾向にあります。
その根拠として以下のような研究結果が発表されました。
スイス、チューリッヒ大学が行った新たなる研究によると、、他人を優先するタイプの人の脳は、側頭葉と頭頂葉が接する領域、側頭頭頂接続部に、"灰白質"がより多くあることがわかったそうだ。
チューリッヒ大学のアーネスト・フェール博士の指導のもと、30人の健康な大人の被験者が集められ、見ず知らずの人とお金を分け合うことについて被験者に質問した。その結果、一部の人はお金を分けるのに賛成したのに対し、一方で少額のお金ですら他人に渡したがらなない人がいた。
出典:他人に尽くす人、自分のことしか考えない人の違いは脳にあった?(スイス研究)
米ケンタッキー州ジョージタウン大学の研究者らが、脳のなかでも特に感情を司る扁桃体の大きさが、利他的な人のほうが利己的な人よりも大きいことを発見した。大きな扁桃体を持つ人は、他者の不安や怯えをより繊細に感じ取ることができるのだという。
出典:親切なのは生まれつき? 利他的な人と利己的な人では脳の構造が異なることが判明(米研究)
引用のような研究では、他人を優先する利他主義の脳構造について書かれており、利他主義の人の脳は利己主義の人の脳より"灰白質"と”扁桃体”の領域が大きいというものです。
つまり、自己中心的な人の"灰白質"と”扁桃体”の領域が小さいということになります。
いっそのこと名刺のように脳構造のデータを見れるようにしてほしいですね。
その方が人間関係の対策が立てやすそうです。
関連記事→利己主義者と利他主義者の違い
他人のペースに合わせられない
例えば、レストランで食べるものを決めるとき、優柔不断な人は決めきれず長々と悩んでしまうこともあるでしょう。
そんな場面でも自己中心的な人はイライラしてしまい、さっさと自分だけ注文してしまうでしょう。
歩くペース、話すペース、決断するペースと人にはそれぞれペースがあります。
さまざまケースがあるので、全てを人に合わせましょうと言っているのではなく、そのうちの何割かでも他人のペースに合わせられなければ、自分勝手と思われるでしょう。
自分だけが楽しければいい
誰かと出かける際、一方的に自分が楽しいと感じる場所に連れて行こうとしていませんか?
出かける場所の意見を相手から聞いたり、実際に行ったりするか、または両者とも楽しめる場所や、楽しめるような気遣いが必要になります。
自分の意見を押し付けがち
自分中心的な人は自分の意見は正しいと思い込んでいます。
なので、さまざまな意見があってもいい場面であっても、自分が正しいと相手に自分の意見を押し付けがちになってしまいます。
人の意見を全く聞かない
出典:https://pixabay.com/images/id-1447067/
自分の意見は押し付けますが、他人の意見は全く耳を持ちません。
なぜなら、自分の意見は正しいと思い込んでいるからです。
まず、正解は1つでなく、たくさんの意見や視点があるということを知ることが大事です。
関連記事→ナルシストになる原因は?なぜ男性に多いのか?
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