Facebook、TwitterなどSNSの投稿から表れる性格
Facebook、Twitter、LINE、InstagramなどSNSがかなりの普及率をほこり、わたしたちの生活の一部になっています。
SNSでは、プロフィール写真の設定を含めた自己紹介ができ、投稿傾向も人それぞれです。
そんな、人によって特徴が出るSNSの使い方から、性格がある程度特定されることが分かりました。
今回はSNSから表れるその人の性格的特徴をご紹介します。
画像をアップロードする頻度が高い人
イギリスのウルヴァーハンプトン大学の研究では、外向的な人が多くの写真をアップすることは予想通りかと思いますが、ストレスや不安にさらされている神経質な人も同様に写真をアップする頻度が高い傾向にあるとしています。
その理由として、社交性が高くない人が多い神経質な人は、現実生活での人間関係の希薄さを補うために写真をたくさんアップして、他のSNSユーザーの目にとまり、受け入れられたい、人気者になりたいと思っているというのです。
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神経質な人に出やすい症状や精神疾患とは
成果や業績、ダイエットなどに関する投稿をする人
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このタイプの人はナルシストです。
何らかを達成したという投稿は注目を集めやすく、<いいね>がもらいやすいためナルシストはこのような投稿が多いのだと言います。
<いいね>の数に執着するのも、その特徴の一つです。
恋愛や恋人に関する投稿をする人
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このタイプの人は自尊心が低い人です。
自尊心が低いと常に不安を抱えることになるため、その不安を和らげようと周囲にアピールする傾向にあるようです。
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自分に自信がない人のあるあるな事実
政治経済などの知的な話題の投稿をする人
このタイプの人は、開放的で好奇心が強く、クリエイティブな人です。
自分の日常的な話題よりも、ニュースなどの投稿が多いのは人とのコミュニケーションよりも情報交換を求めているのです。
関連記事→クリエイティブな人ほど精神疾患にかかりやすいという研究結果
幼少期につらい経験をするとクリエイティブ性が向上するという研究結果
ネガティブは記憶力やクリエイティブに優れている?!
投稿頻度は低く、するときはほぼ子どもに関する投稿をする人
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このタイプの人は、実直で勤勉な人です。
周囲の反応を気にしているため頻繁に投稿はしません。
誹謗中傷を繰り返す人
わざと人を怒らせたり、会話をかき乱したりするなどを含め、根拠のない悪口や、他人を貶めるようなコメントを書き込む人は「ダークテトラッド」であると、カナダにあるマニトバ大学のエリン・バックルス氏らの研究で明らかになりました。
ダークテトラッドとは、
- ナルシシズム
- マキャヴェリズム(目的のためには手段を選ばない精神)
- サイコパシー(精神病質)
- サディズム
の人格特徴を持つ性格を総称して言います。
つまり、社会的に有害な人格を持つ人と言うことになります。
SNSを頻繁に利用するほどカッとしやすくなる
英ロンドンにあるサイコロジカル・システムズの臨床部長リチャード・シェリー博士が行った調査によると、ソーシャルメディアを利用する人は、他人との ”共感 ”や ”思いやり” が感じにくくなるそうだ。また、怒りに駆られて冷静な判断ができず、攻撃的な対応に出ることもある。
最新の調査では、10人中9人のイギリス人が、オンライン上では実生活よりもすぐ頭に血が上ることを認めており、特に若い人はその耐性が低いことが判明している。
出典:ツイッターで怒りを爆発させている人は、ハンドルを持つと性格が激変するドライバーと同じ。距離感があるSNSは、人を攻撃的にさせる(英研究)
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研究結果を出されずとも一目で問題があると分かる性格もありますが、SNSの書き込みでここまで分かってしまうものなのですね。
あなたの投稿傾向と性格は、一致していましたか?
次回は『SNSのプロフィール写真から表れる性格』をお送りします。
参考:フェイスブックのプロフィール写真でその人性格がわかる(英研究)
フェイスブックの投稿内容でその人の性格が判断できる。恋愛ネタの多い人は自尊心が低い?(英研究)