ある意味Win-Win!褒めることで得られる効果9選
日本人はシャイな国民性のため、褒めることが苦手な人が多いです。
なので、褒められることが好きなのに慣れていません。
現代人に承認欲求が強い人が多いのは、このせいもあるのではないでしょうか。
以前、『承認欲求を理解して、心を満たしてあげよう 前編』でお話した、いちいち張り合ってくる人たちは、遠回しに褒めてほしがっているのです。
褒められるということは認められると同義ですからね。
今回は、褒めることでどのような効果があるのかお話します。
承認欲求が満たせる
一番はこれです。現代人が他人に要求する最たるものでしょう。
厳密には承認欲求の中でも、「他者承認」に分類されるものです。
自信が持てる
人は日々、鼻っ柱をへし折られて社会生活を送っています。
最初の内は足掻いたり、見返そうと努力をしていますが、どんどん気力がなくなっていき、自信を喪失していきます。
注意されてばかりいれば無理もありません。
しかし、例えば頼まれていないけれどプラスαの仕事をしたときに、「そういう、気が利くところがすごいね」などと言われれば嬉しく、少し自信が持てます。
ただし、自信過剰な人に対してはあまり多用しない方が無難かもしれません。
心に余裕ができる
褒められることで認められたいという欲求が満たされ、今まで必死に他者に行ってきたマウンティング行為が必要なくなります。
そういった心の余裕が態度にも出てくるようになるのです。
笑顔が増える
褒められて怒る人は、たぶんいないでしょう。
ほとんどが、はにかみにしろ、照れるにしろ笑うのではないでしょうか。
そうすると、褒めた自分も笑顔になり周りの雰囲気も明るくなります。
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人間関係が上手くいく(仲間が増える)
褒めたことにより、自分の印象も良くなります。
もともと冷たい態度を取る人でも、褒められることで不機嫌になることはありません。
そうして接することで相手の態度も軟化してくることもあります。
そう関係が悪くない人だったら仲良くなる可能性だって高まりますし、人は自分を褒めてくれる人が好きなので、自然と人が集まってくることもあるかもしれません。
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褒めた自分も気分がいい
脳は複雑そうでいて単純な動きをすることもあり、褒め言葉をいうことで、それが誰に言ったものでも特定できないようです。
そのため、褒め言葉がそのまま自分の脳内に作用し、幸福感を得られる仕組みになっているのです。
なので、どんどんポジティブな言葉をかけていきましょう。
モチベーションが上がる
褒められることで、褒められたい欲求が満たされることをお話しました。
その欲求が満たされることで、脳内に快の感覚を与える報酬系が分泌され、中脳から出るやる気物質と呼ばれるドーパミン神経系と言われています。
その働きはやる気になったり、もっと褒められることを期待して行動するときに活性化します。
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ストレスの軽減
社会人生活で、一番のストレスといえば人間関係です。
褒めることで、その人間関係が少しでも好転すれば、ストレスの大幅な軽減につながります。
さらに、自分の発した褒め言葉や、相手から褒められることによって承認欲求も満たされるとなれば、かなり楽といえるでしょう。
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ストレス発散・ストレス解消は簡単なある方法でできる!
これだけ良いこと尽くめなことは、むしろしなければ損ですね。
わたしも褒めるのは苦手だったのですが、これからは実践していこうと思います。
他人をいい気分にして、自分もいい気分になれるなんて、ある意味Win-Winな関係ではないでしょうか。