冬虫夏草って虫?植物?冬虫夏草とはどんなもの?
冬虫夏草はコウモリガの幼虫やセミ、クモなどの昆虫にキノコが寄生して、その後、幼虫の体内からキノコが生えることです。
学名を「コルディセプス・シネンシス」とつけられており、中国では漢方生薬、もしくは中華料理の薬膳食材として利用されています。
今回は、冬虫夏草の不思議な姿と漢方としての効果をお送りします。
冬虫夏草は貴重な存在
冬虫夏草はチベット、青海、四川、雲南といった中国の標高3000~4000mの高原にわずかに生息するキノコの一種です。
菌がついた状態の昆虫は、冬眠時に菌が体内で成長しその過程で昆虫は死んでしまいます。
昆虫の死後も菌は成長し続け、春の終わりから初夏にかけて菌に変化して体を突き破って、わたしたちの知る冬虫夏草となるのです。
世界で約350種類以上発見されていますが、そのほとんどは漢方として効果があるかどうかは定かではないそうです。
冬虫夏草の画像
冬虫夏草:ツブノセミタケ
寄主:ヒグラシ
出典:https://youtu.be/1SZ3a2OCbvc
冬虫夏草:ヤンマタケ
寄主:トンボ
出典:https://youtu.be/pA2AqMmQCIk
寄主:アリ
出典:https://youtu.be/vXtL3wSzw2w
冬虫夏草:ツクツクボウシセミタケ
寄主:ツクツクボウシ
出典:https://youtu.be/0iJAoL_9euw
冬虫夏草:カメムシタケ
寄主:カメムシ
出典:https://youtu.be/NYFqmls-0_U
冬虫夏草の漢方としての効果
冬虫夏草の中で漢方として効き目があると言われているものは下記のような効果です。
- 花粉症の改善
- 冷え性の改善
- 便秘の改善
- 腎機能を活発にする
- 慢性腰痛の改善
- 狭心症や心筋梗塞の予防
- 小児喘息の根本治法として優れている
- 慢性腎炎の改善
- 倦怠感の改善
- クレアチニン値の上昇緩和
- 身体のだるさの症状改善
- 息切れの症状改善
- ガン(悪性腫瘍)の分裂を阻害
- ガンや老化に関係していると言われる活性酸素を除去
- レモンの10倍の抗酸化作用
- 血圧を下げる
- 免疫細胞を活性化
- 強精作用
- 回復作用
- 集中力向上
- 記憶力向上
- 運動力向上
- 生活習慣病を予防
- コレストロール値の抑制
- 動脈硬化予防
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まさかこんなものにまで漢方になっているとは最初は思いませんでした。
漢方としての効果は、かなりの万能薬のような気がしますが、個体によっても効き目が違うようです。
宝石も同じですが、天然で摂れるものは品質にピンキリがあるということを考慮しておきましょう。
参考:冬虫夏草は漢方の横綱
冬虫夏草とは
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