頭の回転を速くする6つの方法 後編
前回の『頭の回転を速くする6つの方法 前編』では、頭の回転の速い人と遅い人の違いを解説しましたが、今回はトレーニング方法を解説していきます。
頭の回転を速くするトレーニング
常に感想や、疑問点を持って考える
前編の例のように、常に疑問を持つようにしましょう。
そうすることで、
原因(赤色が隠れてしまうと事故が起こる)と
結果(赤色を一番右に配置して隠れないようにする)が分かり思考力が身につきます。
テレビ番組を早回しで見る
冒頭で、「数人での会話のテンポについていけない」「説明を聞いていても理解に時間がかかる」と触れましたが、回転の遅い人は聞いた会話の内容を飲み込む速度が遅いため、このようなことになります。
録画しているテレビ番組を早回しで見ることで、聞き取る話が増えますね。
それに伴って処理の速さも必要になるのでトレーニングになります。
他人とのコミュニケーションを増やす
認知症の予防にもいいといわれるほど、友達や同僚との会話は脳の回転にとって重要なことです。
また、自分の知らない知識や情報も知ることができるので一石二鳥ですね。
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夜、何かをしながら一日のできごとを思い出す
お風呂の中、歯磨き中、ドライヤー中など、何かをしながら一日にあったできごとを思い出してください。
思い出すことで記憶を引き出す練習になりますので、結果記憶力アップにつながります。
クリティカルシンキングを心がける
『クリティカル・シンキングとはどんなもの?』で述べていますので、参考にしてみてください。
思考の際において、とても重要な考え方です。
優先順位をつけるようにする
これはするべきか、しなくてもいいか。するとしたら、いつまでにしないといけないのか。などを考え、取り組む優先順位をつけてください。
そうすることで、自分が何をすればいいのかが分かります。
仕事上、優先順位をつけられない人は、こういった思考ができていませんので、考える癖をつけましょう。
シングルタスクを心がける
複数の物事を同時に行うマルチタスクは、脳に負荷がかかるため、認知症の要因の一つになっているとも言われています。
頭の回転をよくするには、シングルタスクを心がけましょう。
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さて、2回にわたって頭の回転が速くなる方法を解説してきましたが、いかがでしょうか。
「頭の回転が速い人は元がいいからでしょ!」と、あきらめないでください。
回転の速い人は、生まれついてのものもあるかもしれませんが、だいたいは努力の賜物です。
日々、考える努力をするクセをつけているので、回転の速い人たり得ているのです。
また、年齢関係なく頭の回転のトレーニングは有効なので、加齢で頭が鈍くなったと感じる人も繰り返しトライしてみてください。