静電気が発生しやすい原因とは?
秋から冬の間は静電気が発生しやすくなります。
日常生活の何気ないドアの開閉などに多く、うっかり何度も痛い目にあってしまいます。
一方では、静電気があまりないという人もいますが、この違いとは一体何なのでしょう?
今回は静電気が発生しやすい原因とは何なのかについてお話しします。
静電気をためやすい体質
- 水分をあまり取らない人
- 長時間睡眠の習慣のある人
- 乾燥肌の人
皆さんもご存知と思いますが、水は電気を通しやすいため、水分を多く含む人からはすぐに出ていってしまいますが、水分が少なければ電気は停滞します。
そのため皮膚が乾燥していたり、血中の水分が少ない状態ではより静電気が貯まりやすいと考えられています。
長時間眠る人も水分を取らないのと同じ理由で、寝ている間は汗をかきますが、水分は取りません。
そうすると、血中の水分が失われ、ドロドロとした血液にとなるため静電気が出ていかず貯まりやすくなるのです。
また、水分と言ってもコーヒーやお茶などは利尿作用があるため、水分補給には適さないことは覚えておきましょう。
冬の間は水分を適度に取り、肌の保湿を心がけることで改善されるのではないでしょうか。
静電気が発生しやすいコーディネート
静電気は衣類同士でこすれると、プラスとマイナスの電気を帯びる(帯電)ことがあります。
そして、プラスに帯電しやすい素材とマイナスに帯電しやすい素材があり、この組み合わせによって静電気が発生しやすくなったりするのです。
帯電しやすい素材しにくい素材は次の通りです。また、下に行くほど帯電しにくくなります。
マイナスに帯電しやすい素材
- アクリル
- ポリエステル
- アセテート
- 麻
プラスに帯電しやすい素材
- ナイロン
- ウール
- 絹
- レーヨン
帯電しにくい素材
- 綿
プラスとマイナスの帯電しやすい素材を組み合わせると静電気が発生しやすいので、同じ局の素材を組み合わせるか、帯電しにくい素材を取り入れましょう。
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なんとなく静電気の発生しやすい素材があることはわかりますが、こんな風に分かれていたんですね。
服を選ぶときに静電気が発生しない素材を選ぶのもなかなか大変とは思いますが、頭の片隅に置いておいて、発生しやすいコディネートを避けることはできそうです。
あとは、体内や皮膚の保湿を心がければ、これからの少しはましになるかもしれませんね。