首ポキがやめらない人必見!首を鳴らしてはいけない4個の理由
首を鳴らしてはいけないと言われていることは知っていると思いますが、どうしてもやめられない。という人も多いのではないでしょうか。
今回は、首ポキがやめらない人に首を鳴らしてはいけない4個の理由をお伝えして、首を鳴らすとどんな恐ろしいことになるのかを知っていただこうと思います。
関節にダメージが蓄積される
首がなる際、関節の周りを包んでいる滑液(かつえき)という粘り気のある液体にガスの気泡が生じ、それがはじけることで、関節の”ポキッ”という音がなります。
その時の関節にかかる圧力は1トンとも言われています。
もちろん、人生の長い間に数回ならばたいしたことはありませんが、首を鳴らすことが習慣づいて人がほとんどなので、一日に何回もする行為である可能性が高いことから、ダメージとして蓄積されるのです。
首関節のじん帯を緩める
じん帯の緩みがひどくなると、ムチ打ちの症状がでます。
ムチ打ちというと、交通事故でなってしまう印象がありますが、首を鳴らす習慣も、少しずつムチ打ちに近づいていく行為なのです。
ムチ打ちの症状は、次のようなものです。
- 頚部痛・頚部周辺の不快感
- 骨に(レントゲンに映らない)異常がないのに症状が改善しない
- 症状は一進一退で長期間にわたることが多い
- 初期に関して、痛む場所があちこちに動くような感じがする
- 少し運動をしたり、仕事をするだけで症状が悪化してしまう
- 天候の変化(特に気圧)や寒さ、湿度などに体調が振り回されてしまう
- 夕方や朝方に痛みやツレが増して辛くなる
- 集中力がなくなり、長時間の仕事が困難になる
- 頭痛・だるさ・無気力感・全身の疲労感・不眠など体調が狂う
- いったん落ち着いたと思った症状が、出たり消えたりと落ち着かなくなる
- 上記症状のどれかが、一生出続ける可能性が高い
これだけの症状がほぼ一生続くと考えれば、社会生活を送る中でかなりの負担であることは間違いありません。
首の関節が変形する可能性
出典:変形性頚椎症の治療には限界がある!首に骨棘ができる原因と今すぐ対処するべき理由
文字通り、首の骨が歪んでしまうということは、首の神経を圧迫したり、姿勢や、他の骨の変形にも関わってきます。
特に神経を圧迫された場合に出る症状の一例は以下のようなものです。
- 首の違和感
- 首の痛み
- 手・腕のしびれ
- 頭痛
- 肩こり
- 腰痛
など
また、首が変形することで、本来の自然な形ではなく不自然な形になっているため、バランスを取ろうと他の部分も不自然な姿勢になるため、首とは別の部分でも、痛みなどが出ることがあります。
姿勢が悪いことで起こる体の弊害は別の記事でも述べているため、別途お読みいただければと思います。
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神経を傷める可能性
首にはたくさんの神経が通っているため、前述のように圧力がかかることや急激な動きをひんぱんに繰り返すことで神経を傷める可能性があります。
圧迫されるだけで前述のような症状が出るということは、神経を傷めてしまえばさらに厄介な症状が出ることが予想されます。
それは個人差があるため、上記の症状がよりひどくなったり、また別の場所に出たりすることがあるでしょう。
首が大事な部分だということは知識のない人でも漠然と知っているでしょうが、まさかこんな大事になるなんて思わなかったと、思ったのではないでしょうか。
肩が凝ったと思ったとしても、急激に曲げるのではなくゆっくりと回すように心がけてみてください。
参考:指をポキポキ、首をボキボキ。これって鳴らしても大丈夫なの?
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