骨粗しょう症やうつ病の原因にもなる!日光に当たらない弊害
日光に含まれる紫外線がシミやシワなどの原因となり、深刻な病気では皮膚がんの原因であることが知られています。
そのため、特に女性の間では紫外線を極端に避ける人も多いでしょう。
しかし、紫外線を浴びなさすぎることも心身ともに悪く、ひどければ骨粗しょう症やうつ病の原因にもなります。
今回は、日光に当たらない生活が続いたときの弊害をご紹介します。
セロトニンが不足する
このサイトで何度も登場しているセロトニン。
これが不足すると精神が不安定になり、イライラしやすくなります。
セロトニンの主な効果
- 精神が安定する
- ストレスに強くなる
- 体内時計の調節
- 睡眠の質を上げる
- 自律神経を整える
- 記憶力がアップ
- 意欲向上
- アンチエイジング
- 痛みを和らげる
セロトニンは日光に当たることで分泌されます。
つまり、日光に当たらないことで、セロトニンが分泌されにくくなるため以下のような症状が伴うことがあります。
- うつ病
- 自律神経失調症
- 不眠症
- 過食/拒食
- 肩こりになりやすい
- 下痢/便秘
- 美容に悪い
- ストレスに弱い
- 低体温
- 免疫力の低下
- 記憶力の低下
- 疲れやすい
- 精神が不安定になる
- 無気力
- 依存症になりやすい
ビタミンDが不足する
紫外線は、人体に有害な成分を多く含む一方で、太陽光に紫外線があることによって、人類は健康を維持してきたと言われています。すなわちB領域紫外線はCIE作用曲線にしたがって体内でビタミンDを生成することができるからです。
ビタミンDが不足するということはカルシウムも不足するため、以下のような弊害が起こります。
- 骨粗しょう症になりやすい
- 美容に悪い
- 筋肉の衰えを感じる
- 免疫力の低下
- うつ病
- 精神が不安定になる
かなりざっくりと挙げましたが、
美容に悪い=老け顔、新陳代謝の低下、肌の乾燥などが含まれます。
免疫力の低下=風邪をひきやすい人、がんになりやすいなど、あらゆる病気になりやすいことです。
精神が不安定になる=イライラ、落ち込み、キレやすいなど様々な精神症状が出ます。
冬は日照時間が短いため"うつ"になりやすい
秋の中盤から冬の終わりにかけて、1日の日照時間が短くなります。
先ほどから述べているように、日光に当たる時間が短かかったり、長期的に当たらなかったりすると、うつ病になりやすくなります。
このような症状を、季節性感情障害(SAD)または「冬季うつ」と呼びます。
なので、これからの時期は特に積極的に日光浴をするようにしてみましょう!
最短どれくらい浴びればいいの?
といっても、話は戻りますが、日光を浴びすぎてもシミができてしまいます。
では、最短どれくらい日光を浴びれば問題ないのかというと、1日に15~30分でいいそうです。
また、毎日でなくても週に3日15分~30分でも効果があります。
これくらいなら、日焼けもあまり気にならないでしょう。
関連記事→本当は怖い!睡眠不足がひき起こす7つの弊害
ストレスによって行動・身体・精神に表れる症状
頭がぼーっとする人はこれで解消!パターン別対処法
やる気が出ない原因を探してやる気スイッチを入れよう 前編
夜型から朝型へ。早寝早起きのメリット
血管運動性鼻炎(寒暖差アレルギー)って?風邪でもアレルギー性鼻炎でもないのにくしゃみ・鼻水が止まらない
何気ない生活習慣がこんなにも色々な悪影響を及ぼしているんですね。
最近、精神が不安定だとか体の調子が悪いという人は、日光に当たる習慣を取り入れてみてはいかがでしょうか。