嫌なことがあっても気持ちを切り替える、気を逸らせる方法 後編
前回は『嫌なことがあっても気持ちを切り替える、気を逸らせる方法 前編』で、実行することで気持ちを切り替える、気を逸らせる方法をご紹介しました。
今回は、考え方のクセを見直すことについても交えてお話しします。
白黒思考(二分法思考)をしないようにする
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白黒思考とは、物事を0点か100点、できたかできなかったかなど、どちらか極端な2つの選択肢でしか考えられないことを言います。
例えば、料理をするにしても、味付けが上手く行ったとしても、盛り付けが上手く行かなかった場合、この料理は失敗と考えてしまうのです。
この考え方をする人は、100点でなければ失敗と考え、その落ち込みから立ち直るのも遅いためストレスを抱えやすく、精神を病みやすい性質を持っています。
完璧主義と似通った考え方ともいえるでしょう。
物事は白か黒かで分かれていることはほとんどないため、グレーでもいいやという精神を身に着ける必要があります。
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正義感が強い人の7つデメリット
結果論ばかりいう人は極論思考傾向で想像力・思考力が欠如しているかもしれない
問題点、解決策だけにフォーカスし、それ以上は考えない
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頭の切り替えが上手くできない人は、過去の失敗や後悔、他人からされた嫌なことが頭から離れない傾向にあると思います。
いま思い出しても意味がないと分かっていても、繰り返し脳内で再生される場合は、以前の記事『辛い経験に限って忘れられない!嫌な記憶を忘れる方法』
にも述べている方法を交えて書いていきます。
①失敗・後悔がある場合
この場合、自分の判断や言動に問題がなかったか、あるとしたらどこなのかなどの原因と解決策を考えます。
そして、それをいつでも見られるところにメモしておきます。
すると、今度同じようなことが起こった場合にメモを見て実行できることもあるでしょう。
それが上手く行かなくても、また考えてメモして実行を繰り返すのです。
解決策が分からない場合は、分からない旨を書いておけばいいでしょう。物事のすべてに解決策があるわけではありませんし、自分ですべて答えを出さなければならないこともありません。
ただ、悶々と考えるより頭も整理され、次にやるべきことも分かりやすくなっているはずです。
②ただ嫌な記憶を繰り返してしまう場合
起こってしまったことで問題点、解決策を洗い出しようがない嫌な記憶の場合は、思い出してもつらいだけです。
その場合は、紙に感情ではなく”嫌だった内容”を書き、終ったらその紙を破ってゴミ箱に捨てましょう。
こうすることで、ストレスの発散と嫌な記憶を手放したという区切りになるそうです。
関連記事→ストレス発散・ストレス解消は簡単なある方法でできる!
誰かと話をする
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気分を切り替えたいとき、誰かと話ができる状況であれば会話してみるのもいいです。
単に一時的にその嫌な気分から気を逸らせますし、もっとディープに話ができるならば、前項の自分では解決策が見つからなかったことについて相談することによって、何らかの糸口がつかめるかもしれません。
また、同じ経験をした者同士で話し合うと、嫌な記憶を忘れるスピードが早まるそうなので、いずれにしろ効果がありそうです。
そもそも嫌なことが頭をめぐって眠れない
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頭をめぐる嫌な記憶から気を逸らせるには、眠るのも手だと前回述べましたが、そもそもそのせいで眠れないということもあるでしょう。
その時は、現実逃避を試しつつも、以前の記事の『眠れないときに眠る方法』でご紹介しているすぐに眠る方法を試してみてください。
概要はこちらにも記しますが、詳細は記事をご参照ください。
- お腹を温める
- 部屋の温度や湿度を整える
- 睡眠用BGMを聞く
- 瞑想
- ツボを押す(百会、安眠、失眠)
参考:ストレスを解消。気持ちの切り替えが遅い人の悪習慣を改善する方法|ライフハッカー[日本版]
メンタルトレーナー直伝!『嫌な気持ちを切り替える8つの方法』
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