仕事ができる人に自己中で強引な傾向、いい人は仕事ができない傾向にある一要因とは?

2020年10月31日

仕事ができる人に自己中で強引な傾向、いい人は仕事ができない傾向にある一要因とは?

本当に仕事ができる人は、周りのことを気遣い、部下の失敗も上手くフォローしながら成果が出せる人だと思うでしょうが、そんな聖人君主にお目にかかったことはあるでしょうか?
おそらくほとんどないのではないでしょうか。

多くの企業にいる比較的周りより成果を出している人は、自己中心的な考え方で同僚から嫌な顔をされている人が多くありませんか?
そして、性格はよくて他人を慮れる人が、仕事となると鈍くさくなることはありませんか?

今回は、仕事ができる人に自己中で強引な傾向、いい人は仕事ができない傾向にある一要因についてお話します。

 

 

 

アクションを起こした者へ有利にものごとが動く法則

アクションを起こした者へ有利にものごとが動く法則出典:https://pixabay.com/images/id-160087/

強引は強引でも、仕事上強引に進めるべきだと自分の役割を読み取って、そのように動いている人はいいのですが、仕事の仕方とパーソナリティがかけ離れている人はあまりいないように思えます。

強引な人=自己中とは限りませんが、強引な人はそもそもの性格が自己中心的な要素を持っている場合が多いのではないでしょうか。
周りを顧ない強引な人と、他人のことを気遣える人ではどちらが他人に対して要求するものが多いかというと、前者が圧倒的に多いでしょう。

自己中で強引な人は自分の都合のいいようにことが運ぶように自分の要求を押し付ける場面をよく見かけます。
例えば、メールの返信を毎回急かしてくる取引先がいるとしたら、あなたなら文句を言われたくないため、その人からのメールを優先的に早く返信しようと思いませんか?

間違いを大げさに騒ぎ立てる顧客の案件は、アクションのない顧客の案件よりも入念に確認作業をするでしょう。

自己中で強引な人はそうすることで、自分に都合のいい流れに取引先や同僚を巻き込んで持っていくため仕事が上手くいき、結果だけを重視する会社から重宝されるというわけです。

以前『運が悪い人はリスクを取り続けない(積極的な行動をし続けない)からかもしれない』内でご紹介した、アメリカ スタンフォード大学のティナ・シーリグ教授が語っていた『運を良くするための少しのリスク』とはこのことにもつながっていると言えます。

 

 

 

他人のことを考えることで要領や立場が悪くなることも

他人のことを考えることで要領や立場が悪くなることも一方、物事の正否や他人のことを考えられる人は道徳的には素晴らしいことに間違いはありませんが、お金を儲ける目的の会社では前項の強引な人ほどの成果が出せないことも多々あります。

先ほどのメールの例だと、メールの返信が多少遅くても、取引先も忙しいのだなと慮り、自分の待てるギリギリまで返信を催促しないでしょう。
そのため、仕事の進捗が強引な人より良くないこともあるでしょう。

また他の例で、入力、チェック、手配という流れで仕事を進めるチームの仕事があり手配でミスが起こったとします。
しかしそもそも入力が間違っていたため手配にミスが出ていたら入力者もチェック者も気づいていなかったため起こったミスです。

自己中で強引な人は、自分の担当部分以外の人を責める傾向にありますが、他人のことを考えられるいい人は、自分も悪いところがあったと自戒するため言い訳をしません。

すると、仕事の結果を出している人とそうでもない人の言葉だと、どちらが上司の耳に入るかと言えば当然、結果を出しており、声の大きい方へ意見が傾くわけです。

上司や経営者はどちらが倫理的に正しいかということに興味はありません。
いかに早く多くの利益を出すかにしか関心がないため、こういった現象が起こるのです。

 

 

 

いやいや、こんな自己中な人、周りからも敬遠されるだろうし上司も重用しないでしょう。と思う人もいるかもしれませんが、上司や経営者もこの自己中で強引な人ほどその地位になりやすいため、悠長な仕事をしている人より迅速に結果を出せる同類を取り立てる可能性が高いのです。
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