理想的な経歴 VS いまいちな経歴 それぞれの人材を採用した時のメリットとデメリット

2019年1月30日

理想的な経歴 VS いまいちな経歴 それぞれの人材を採用した時のメリットとデメリット

前回『転職歴が多いなど、いまいちな経歴でも最高の人材はたくさんいる理由』でご紹介した理想的な経歴→「銀のスプーン」タイプと、いまいちな経歴→「闘士」タイプが比較され、ある企業の人事部長をしているというレジーナ・ハートリー氏によれば、「闘士」タイプを採用しましょうと推奨していました。

今回は、前回ご紹介した記事の、理想的な経歴 VS いまいちな経歴 それぞれの人材を採用した時のメリットとデメリットをまとめ、解説していきます。

 

 

理想的な経歴→「銀のスプーン」タイプの採用

理想的な経歴→「銀のスプーン」タイプの採用出典:https://pixabay.com/photo-554065/

メリット

  • 最低限の努力はできる
  • 記憶力がいい
  • 話の理解力がある
  • 数字に対する理解力がある

学校の勉強は記憶力に特化しており、一流大学ともなると、たくさんの公式・単語などを覚える努力をしているでしょう。
すると、会社でも最低限の仕事を効率化する努力や早く覚える可能性が高いといえます。

また、一流大学に受かるということは、数々の文章や数字が出てくるテストをパスしているということで、話や数字の理解力が高いと思われるため、仕事をする上ではスムーズなのです。

この項目は実際の企業が最も着目している点でしょう。

デメリット

  • 挫折経験が圧倒的に少ない
  • 挫折したときに立ち直れない可能性がある
  • 問題解決能力が低い可能性
  • プライドが高い傾向にあるため、扱いづらい
  • プライドが高い傾向にあるため、仕事内容によってはすぐに辞めてしまう

銀のスプーンタイプは成功だけの経歴であるゆえ、一見するとメリットしか見えませんが、何でも必ずデメリットはあります。
むしろ、表にはデメリットが見えてこないため実際に採用したあとで問題と直面するため、始末が悪い場合があるということをハートリー氏は語っていました。

 

 

 

いまいちな経歴→「闘士」タイプの採用

いまいちな経歴→「闘士」タイプの採用出典:https://pixabay.com/photo-1846668/

メリット

  • これまでの人生で逆境と戦ってきた可能性
  • 問題処理能力が高い可能性
  • 挫折してもタフである可能性
  • 物事は上手く行かないものだと変わっているため、すぐに感情的にならない可能性

簡単に言えば、闘士タイプの人は銀のスプーンタイプの人が経験していないことを数多く経験している可能性が高いのです。
いわば、銀のスプーンタイプの人と同世代であっても、先輩や上司などと同じレベルの人生経験をしている可能性があるのです。

また、前回少し触れられていましたが、幼少期につらい体験をした子供は、3分の1もの人々は成功すると説明していました。
それに加え、クリエイティブ性も向上するという研究結果もあります。

その可能性を面接で見極めてほしいとハートリー氏は述べていたのです。
もし闘士タイプを引き当てたのなら、銀のスプーンタイプの人材と同等かそれ以上の人材ということになります。

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デメリット

  • 転職が多い場合、本当にすぐに辞めてしまう可能性
  • 人間関係に問題や、継続的な努力ができないなどの働き続ける上での問題を抱えている可能性

闘士タイプを避けている採用担当者は、デメリットの方にまず目が行くのでしょう。
確かに、闘士タイプと同じ内容の履歴書の中には、本当に能力がない人もいるでしょう。
それを恐れるあまり、記号で判断するように反射的にいまいちな経歴を書類審査の段階で不合格にしてしまう採用担当もいるかもしれません。

しかし、そんなときに活用するのが”面接”なのです。
ハートリー氏はそれを見極めるために面接をして下さいとすすめていました。

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