サボタージュ、忘れたふりで妨害。受動的攻撃行動をさせない3つの対策法
たくさんの人が働く会社では、怒りを直接相手にぶつけることはほとんどできません。
そこで間接的、遠回しに相手に反抗することで憂さ晴らしをする人がこれに当たります。
今回は、相手との関係が修復できない状況で、受動的攻撃行動をされて困っているという人が、相手に受動的攻撃行動をさせない対策法をお話します。
受動的攻撃行動のおさらい
受動的攻撃行動とは主に、直接対立できない相手に対して困らせる行動をすることで、以下のような行動をすることが多いようです。
- 意図的に物事を”忘れる”
- やりぬく気はないのに「はい」と言う
- 陰で中傷している
- 先延ばしにしたり非効率な方法をわざと取る
- 笑顔で不満や怒りを隠している
- 常に復讐を企てている
- 嫌悪を感じやる気をなくしている
- 対立を避けるためにどんな事でもする
- 人を操作しようとする
あなたも身におぼえがあるのではないでしょうか。
では、あなたがこの受動的攻撃行動を継続してされている場合、どのようにして封じればいいのでしょうか。
受動的攻撃行動に対して怒りを露わにしない
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受動的攻撃の専門家であるシグネ・ウィットソン氏による受動的攻撃をする人は、相手に起こって反応することを望んでおり、態度で示してほしいのだと言います。
直接「なぜこんなことをするのかと」問いただしても、とぼけられるのが目に見えているため、受動的攻撃行動に対して反応しない方が無難でしょう。
問いただして答えてくれるような素直さがあるなら、こんな遠回しな抵抗は最初からしないと想像できます。
求める成果を設定する
例えば、受動的攻撃をする人が自分の前工程の仕事で、わざと遅れたり、忘れたり、連絡をしてこないとします。
その場合、納期を時間まで細かく設け、その時間までに終わらない場合はいつまでに終わるのかを連絡するよう義務づけるのです。
そうすることで責任所在をはっきりさせ、それすら守らない場合は上司に相談すると告げましょう。
直接的なコミュニケーションを心がける
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受動的攻撃をする人はすべてをあやふやにしてしまうことが上手です。
特徴で引用したように、直接的な対立を避ける傾向にあるため、まずは相手のフィールドに入らないようにするのです。
例えば、コミュニケーションの主軸がメールや書置きなどだった場合、顔を見て話すように切り替えた方がいいですね。
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