コミュニケーション能力が低いのは脳に関係あり!コミュニケーション能力を上げる方法とは

コミュニケーション能力が低いのは脳に関係あり!コミュニケーション能力を上げる方法とは

近年、コミュニケーション能力に問題がある人が多いと言われており、プライベートでは人とのコミュニケーションを極力避けることもできますが、働くうえでは避けては通れません。

そしてコミュニケーション能力が低いことの原因で、使われていない脳領域が関係していることはご存知でしょうか。

今回は、コミュニケーションを行う上で、どの脳領域が問題となっているのか、また、コミュニケーション能力を上げる方法についてお話します。

 

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現代人の8割が左脳ばかりを使っている?!

現代人の8割が左脳ばかりを使っている?!出典:https://pixabay.com/images/id-2062057/

医師で株式会社「脳の学校」代表でもある加藤俊徳氏によれば、現代人の8割は学校教育によって左脳優先の生活を送っており、反対に右脳があまり使われておらず、左脳と右脳のバランスが悪いのだそうです。

知っての通り、左脳は思考・論理・文字・言葉・計算を司り、右脳は五感・知覚・感性・空間分析を司る役割を持っています。

右脳を使う機会が極端に少ないと、他人に共感することや相手の状況を把握することがめんどくさく感じるのです。
もちろん、子どものころから左脳ばかり使い、右脳をあまり使っていないということは右脳が発達しにくいためその領域での処理が苦手になるので、大人も子供も同じです。

関連記事→共感力が低い人に現れる14の事実

 

 

機能によって8つに分類される脳番地

①思考系脳番地…… 思考や判断に関係する、脳の司令塔。左脳・右脳の前頭葉の部分にある。
②感情系脳番地…… 喜怒哀楽など、感性や社会性に関係する。左右の側頭葉にある海馬に接する扁桃体が感情系の中心で、その他前頭葉、頭頂葉の一部も関与する。
③伝達系脳番地…… 話したり伝えたりする、コミュニケーションを担当。言語系は左脳、非言語系は右脳が主な役割を担う。
④運動系脳番地…… 体を動かすこと全般をつかさどる。小脳と大脳基底核も含まれる。
⑤理解系脳番地…… 物事や言葉など外部から与えられた情報を理解し、役立てる。左右の頭頂葉にある。
⑥聴覚系脳番地…… 言語や音など耳からの情報に関係する。左右の側頭葉に位置する。言語系は左脳、非言語系は右脳が主な役割を担う。
⑦視覚系脳番地…… 目で見た情報を集積する。主に後頭葉にあり、言語系は左脳、非言語系は右脳が主な役割を担う。
⑧記憶系脳番地…… 覚える、思い出すことに関係。大脳の側頭葉下部、内側部と小脳も関与。左脳の海馬は言語系、右脳の海馬は非言語系が主な役割を担う。

出典:会話が弾まない原因は「脳の使い方」にある!

どの機能も左右に分布していることが分かりますが、さらに細分化して取り出すと以下のようになります。

③伝達系脳番地
 言語系→左脳 非言語系→右脳
⑥聴覚系脳番地
 言語系→左脳 非言語系→右脳
⑦視覚系脳番地
 言語系→左脳 非言語系→右脳
⑧記憶系脳番地
 言語系→左脳の海馬 非言語系→右脳の海馬

つまり非言語での処理が苦手ということは次の事柄がめんどう、または苦手ということになります。

  • 空気を読む
  • 顔色・表情を見る
  • 行間を読む
  • 言外の意味を読みとる
  • 声のトーンを読みとる
  • 仕草を読み取る
  • 相手がどのような表情、声のトーンでいたかなどの記憶
  • 機嫌に左右されない和やかな雰囲気づくり

など

完全にコミュ障というやつですね。
または言語にしか判断をゆだねられないということは、騙されやすいということにもなるでしょう。

脳番地については以前にも『めんどくさがりな人の実態 後編』で解説しています。

 

 

 

コミュニケーション能力を高めるには

視覚系、理解系、記憶系脳番地を鍛える

視覚系、理解系、記憶系脳番地を鍛える出典:https://pixabay.com/images/id-2345496/

これらを鍛えると右脳が刺激されるため、重点的にこの3つの番地を鍛えましょう。

具体例)

  • 絵、写真などの鑑賞
  • 表情や場の雰囲気を読もうと観察する
  • 動物・植物を育てる
  • 旅行
  • 普段通らない道を歩くなど、新しいことをする

など

 

聴覚系脳番地を鍛える

聴覚系脳番地を鍛える出典:https://pixabay.com/images/id-2588503/

中小企業の経営者のほとんどは”聴覚系脳番地”が発達しており、聞き上手なのだそうです。
聞き上手だからこそ相手のニーズをしっかり聞き取ることができた結果、経営者になれたのではないかと考えられます。

では、どうすれば聴覚系脳番地を鍛えられるのかというと…。

夜、ラジオを聴きながら就寝

就寝時は、暗い部屋の中でただ布団の中で寝ている状態なため、五感がほとんど刺激されない状態です。
その状態でラジオを聴くことは聴覚系脳番地が鍛えられると言います。

会議中の会話を書き起こす

内容を書こうとすると正確に読み取ろうとするため、聴覚系脳番地が活発になるというわけです。

ニュース番組のアナウンサーの言葉を繰り返す

今聞いた内容をリピートするということは、相手の話した内容を正しく聞き取っているということになるため、聴く力が養われます。
アナウンサーを目指す人たちが、練習のためにこれを行うこともあります。

公共の場で離れた場所での会話に耳を澄ませる

飲食店でも電車内でも、騒がしい中で特定の声を聞き取ろうとすると聴覚系脳番地を活性化します。

 

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伝達系脳番地を鍛える

伝達系脳番地を鍛える出典:https://pixabay.com/images/id-3566980/

聴くことも大事ですが、自分が言いたいことを正しく伝えることもコミュニケーションの要です。

伝達系脳番地を鍛える方法は…。

相手の話のなかでキーワードを探しながら聴く

話を聴いて情報を得ようとするときにも伝達系脳番地は刺激されます。

知らない人に話しかけてみる

これができればコミュニケーション能力を上げなくても良いような気がしますが、飲食店の店員さんに雑談を持ちかけたり、知っている場所でも道を聞いたりしてみるだけでも刺激になるでしょう。

選択肢を3つ考えながら話をする

「食事会をいつにするか」と単に質問するのではなく、「食事会は来週、再来週、来月のどこがいい?」と選択肢を用意しましょう。

そうすることによって、交渉のときなどに相手が考えるパターンを先読みできるようになると考えられます。

 

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     悪印象、不興を買いやすい人はコミュニケーション下手?!

 

 

 

 

参考:会話が弾まない原因は「脳の使い方」にある!
   折衝力・コミュニケーション力を高めるには?手軽に実践できる「脳」の鍛え方
   コミュニケーション能力を向上させる簡単な4つの方法とは?