神経質な人に出やすい症状や精神疾患とは

2018年12月5日

神経質な人に出やすい症状や精神疾患とは

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”神経質”な性格の人は精神疾患になりやすい性質であることが分かっており、本ブログでも何度かふれてきました。

また、前回『神経質な性格になる原因』をご紹介しました。
人によって神経質の線引きが異なると思いますが、今回は、神経質な人はどのような症状や精神疾患になりやすいのかをまとめました。

ただし、神経質な人が必ずこうなると決めつけるものではないことを前置きしておきます。

 

 

雑音に敏感

神経質な人といえば、ほとんどの人が気づかないような音に気付いたり、大きな音が苦手だったりと音に敏感ですよね。
緊急時などの際には、小さな音に気付くとよさそうですが、何もないときに聞こえすぎると難儀です。

また、聴覚過敏症になる理由にストレスやうつ病などいくつかありますが、半分くらいは神経質が関連します。

 

 

 

ストレス耐性が低い

ストレス耐性が低い

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神経質になる原因として、幼少期に不安とストレスにさらされて成長するわけですから、一見ストレスに強くなるのではないかと思うかもしれません。
しかし、慢性的なストレスは前頭前野の委縮と偏桃体の拡大につながるため、ストレス耐性が低い脳になります。

ストレス耐性が低いということは、普通の人が耐えられるストレスでも、許容オーバーであるということです。

 

 

うつ病になりやすい

うつ病は近年、罹患する患者数が増えていると言われており、世間での認知度も高くなっています。
うつ病はストレス耐性が低ければなりやすいため、現代の日本人は幼少期からの環境により不安が強く慢性的なストレスにさらされていることがうつになりやすい要因の1つではないでしょうか。

関連記事→経済的不平等に関する脳活動パターンから1年後のうつ病傾向が予測可能という研究結果

 

 

不安障害になりやすい

うつ病と同じくストレス耐性が低い神経質な人は、不安障害にもなりやすいと言われています。
不安障害の種類は以下の5パターンです。

全般性不安障害(GAD)

自分ではどうしようもなく、さまざまな心配や不安を感じてしまい、社会的にも日常的にも支障をきたしていることが、半年以上続いている状態を言います。

社交不安障害(SAD)

人前での発言などといった公の場で対人的な何かをしなければならないときに、異常に緊張してしまい、強い不安や恐怖を感じることをいいます。

パニック障害

強い不安による発汗や震えなどの発作や、その発作を恐れ公共の場を避けるようになることを言います。

強迫性障害(OCD)

潔癖症など、意思とは関係なく不安が頭から離れず(強迫観念)、その不安を打ち消す行動を無意味に繰り返して(強迫行為)しまい日常に支障をきたしてしまうことを言います。

心的外傷後ストレス障害(PTSD)

強烈な精神的ショックがダメージとなり、時間が経過しても強い恐怖を感じることを言います。

 

 

 

さまざまな恐怖症になりやすい

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特定のものに対して恐怖を感じることを安易に恐怖症と言っている人がいます。
しかしそうではなく、その対象を見るだけで体調を崩したり、避けることにより日常生活に支障をきたすことを恐怖症といいます。

神経質な人は、物事の不安要素がより大きく、深刻にとらえてしまうのでしょう。

 

 

近年、子どもの声がうるさいという理由で保育園の建設が反対されたり、他人の握ったおにぎりが食べられないなどという話を聞くことがありますが、日本社会がどんどんと神経質になっていくことで、ご紹介した症状が出る人が多いのではないかと感じます。