自分の外見にこだわる人の特徴と精神疾患の可能性について

2018年11月11日

自分の外見にこだわる人の特徴と精神疾患の可能性について
男女ともに内面を磨くのではなく、外見を磨くことに心血を注いでいる人がいます。
普通に身だしなみを整える程度ではなく、ヘアサロン、エステサロン、衣類、化粧品類など、外見を磨く費用に生活費を削ってでもかける人がいます。
 
今回はそんな自分の外見にこだわる人の特徴と精神疾患の可能性についてお話します。
 
 
 

 
  

外見に強いコンプレックスを抱えている

一般的な理由では自分の外見に強いコンプレックスを持っているからと考えられ、そのコンプレックスを隠して、自分の見られたい姿に近づけようとします。
普通の人でも外見のコンプレックスは少なからずありますが、自分の外見にこだわる人はこのコンプレックスが強いのです。
 
原因としては、親や他人から外見に対してのからかいや批判があった場合があります。
または、そのような露骨な批判をされていなくても、異性の態度が外見の良し悪しでずいぶん違うことを物語っているため、少しでも待遇を良くしてもらうために固執する場合があるでしょう。
 
 
 
 
 

恋愛至上主義の傾向

恋愛至上主義の傾向
 
恋愛至上主義の人ほど外見を重視すると言えます。
恋愛は外見がいい方がしやすいというのは、誰でもわかっています。
 
異性にモテるようになるには、異性受けする外見が有利となるため、その研究に時間を使います。
このタイプの人はもちろん結婚率も高いですね。
 
個人的に見てきた例でいうと、小学生や中学生くらいから恋愛に明け暮れた女の子たちは美人ではありませんが、本人たちなりにお洒落(派手?)しており、遅くとも20代前半で結婚しています。
 
もちろん傾向であるため、決めつけるものでないことは前置きしておきます。
 
 
 
 
 

知識や精神面などの内面はおろそかにしがち

人間の価値を外見に重きを置いている人は、特にこの傾向にあります。
つまり、パートナーを選ぶ際、美人やイケメンしか選ばない人は、あまり内面に興味がありません。
相手の内面に興味がないということは、自分の内面にも興味はないということです。
 
いい年齢になってきても内面に目を向けなければ、次のようになってしまいます。
 
  • 精神は子供のまま
  • 知識が乏しい
  • 礼儀やマナーなどが身についていない
  • 責任を持った行動ができない
  • 恋愛以外の経験が乏しい傾向
  
 
 
 
 
  

自己愛性人格障害(自己愛性パーソナリティー障害)の可能性

自己愛性人格障害(自己愛性パーソナリティー障害)の可能性
 
自分の外見にこだわるというと「ナルシスト」が思い浮かぶでしょう。
外出先の窓に映るたびに自分を確認したり、持参の鏡でしきりに髪型をチェックしている様を見ると疑ってしまいます。
 
これがステレオタイプのナルシストですが、ナルシストは今では自己愛性人格障害(自己愛性パーソナリティー障害)と名付けられて、社会生活を送るうえで支障がある人格だとされています。
 
外見にこだわる以外に、次の特徴が見られたときは自己愛性人格障害(自己愛性パーソナリティー障害)の可能性がかなり高いと思われます。
  • 自分のことばかり話す(自慢話)
  • 共感能力が著しく欠けている
  • ストーカー気質

出典:自慢話、誇大妄想、共感力の欠如は自己愛性人格障害(自己愛性パーソナリティー障害)の可能性

  • 自分は特別と思っている
  • 根拠のない自信
  • バカにされることを嫌う
  • 自分像を二極化する
  • 他人の手柄を横取りする
  • 他人を出し抜こうとする
  • 期待が外れると怒る
  • 他人に無理な要求をする
  • 心理的負債感がない
  • 外見にこだわる
  • 思い通りにならないと人のせいにする
  • 自分が一番でないとダメ

出典:自慢話、自分の話ばかりする人の心理や精神疾患の疑いについて

 
 
 
 
 

身体醜形障害(醜形恐怖症)の可能性

自分の容姿について他人からは些細な欠点を異常に気にし、精神的苦痛を感じたり、日常生活に支障をきたしてしまう精神疾患です。
 
身体醜形障害は特に若い世代で発症しやすく、主に顔のパーツやニキビなどを気にする患者が多いですが、中には目に触れにくいところを気にしすぎる場合があります。
 
身体醜形障害(醜形恐怖症)患者は何らかの強迫行為が現れます。
主な例が以下です。
 
  • 鏡をひんぱんに見る/鏡を見ることを過剰に避ける
  • 帽子やサングラスなどで気になる部分を隠す
  •  第三者に変ではないか繰り返し聴く
  •  美容整形や歯科矯正などの医学的な処置を繰り返す
  •  人と接する場面や公衆の場に行くことを避ける
 など
 
  
 
 
 

 
 
まさか外見にこだわる人の中に精神疾患が隠れているとは思わないものですが、もし近しい人で悩んでいる人がいたり、ご自分が当てはまるかもしれないと感じたら受診を考えた方がいいでしょう。