男女の機能の違い 前編

2017年10月29日

男女の機能の違い

同じ人類といえど、男女の間には理解不能なことが数えきれないほどあり、もはや別の生き物という結論を出している人もいます。
そんな男女の溝を少しでも埋めるには、お互いに理解が必要です。
今回と次回は、男女の機能の違いについてご説明します。

 

 

脳を酷使している傾向にあるのは

まずは日常のありがちな風景として男女別に例を挙げます。

家庭内では、妻が育児や家事など複数のことを平行して行っていることが多くありませんか?
洗濯機を回しながら掃除をして、終わったら洗濯物を干し、もうすぐ夕飯時だから買い物へ行って、献立も考えて。という風に次々にやるべきことを考えてこなしていく人が多いのではないでしょうか。

夫は、一心不乱に床を磨き、終われば窓を拭き、電球を変えと1つ1つを着実に片づけていく傾向にありませんか?

仕事の人口については、サービスカウンターやウェイトレスなどの様々なことを状況を見て臨機応変に判断して接客する職種は女性が多いです。
対して、何かを突き詰めて考えたり、技術を身に着けて仕事を進めていくエンジニアなどの技術職などは男性に多い傾向にあります。

もちろん個人さや例外があることは前置きしておきますが、実際に目にする光景はこれらの事例が多いと思います。

以前の『男女の違いは脳が原因! 前編』で「シングルタスク」と「マルチタスク」について書いており、今まさにご紹介した事例も”シングルタスク”と”マルチタスク”についてですが、どちらが脳を酷使しているでしょうか。

答えは、マルチタスクを常に行っている”女性”です。

その根拠として、イギリスのラフバラー大学、睡眠リサーチセンターの理事であるジム・ホーン教授は、次のように述べています。

女性の脳は男性の脳よりも複雑で、日中より活発に働きます。女性はマルチタスク、つまり複数のことを並行してこなすことが可能と言われますが、これは同時に女性が脳を酷使し、脳が多大なストレスを受けていることを意味します。

認知症が男性より女性の方が多いのはこれも関係しているのかもしれませんね。

ただし、男性でも常に政策決定にかかわる仕事をしている人や、既存概念にとらわれず視点をさまざまに変えて問題解決する「水平思考」を多くしている人は通常の男性より脳を酷使しているとホーン教授は述べています。
水平思考の詳細については、また別の機会に記事にします。

 

関連記事→脳が委縮するとどうなるの?症状は?
     マルチタスクも関係?!遅刻する人は脳に理由があった!

 

 

睡眠はどちらが長く必要?

睡眠はどちらが長く必要?
前項を踏まえて睡眠をより多く必要としているのは、脳を酷使している傾向にあるのは基本的には女性です。
思考、記憶、言葉などを司っている大脳が睡眠を特に必要としており、男性より女性の方が1日平均20分は多く睡眠が必要とされています。
また、先ほどの引用には続きがあり、ホーン教授は次のように語っています。

この疲労した脳を回復させるため、女性はより多くの睡眠時間が必要になるということがわかったのです」と明かす。さらに「女性は睡眠時間が足りないと精神的に不安定になり、うつや激しい怒り、相手に対して敵意をむき出しにするなどの症状が顕著に現れます。これは男性には見られない症状です
出典:女性には男性よりも長い睡眠時間が必要? 英大学の実験で判明か

付け加えると、寝不足になることによって、ただでさえ男性より少ない、精神を安定させる役割である”セロトニン”の分泌がより少なくなるからと見られます。
女性は感情的になる背景にはこういうことなのです。

また、先述したようにマルチタスクや水平思考をする職種の男性もそうでない男性より睡眠が必要になると言うことです。

 

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