人は大勢集まるとモラルや責任感がなくなる!集団心理のメカニズムとは? 前編

人は大勢集まるとモラルや責任感がなくなる!集団心理のメカニズムとは?

集団心理とは

幼稚園・保育園から始まり、会社組織、地域、国と、人間は常に集団の中に身を置いています。
ほとんどの人が、他人の行動に引きずられてしまう傾向にありますが、それが集団になるとどんなに知的な人でも論理的思考や道徳心が薄れるというものです。

特に、個が確立されていない社会や、精神的に未成熟な子どもにはこの傾向が強いと言われています。

 

集団心理が引き起こす心理状態

匿名性が上がる

匿名性が上がる1人1人でいる場合は自分の発言などには気を付けます。
それは自分以外に自分に責任が持つ人がいないからです。
ところが集団になると、多少無責任な行動をしても個人を特定されず、責任を取らされることがないのです。
SNSなどで攻撃的な投稿をする人は、この心理によるものです。

 

道徳心が薄れる

集団の中にいると1人1人の道徳心や責任感が薄れ、衝動的になりサイコパスのような心理に似通うようになります。

 

暗示にかかりやすい

群衆の中にいると判断力が低下し、誰か統率力のある1人が鶴の一声を上げると、その指示に従ってしまう習性があります。
また、メンタルに関しての伝染がおこるため集団ヒステリーや宗教はこの心理に陥っているからといえます。

 

感情性が強まる

感情性が強まる論理的思考ができなくなり、衝動的になるということは、感情的で興奮状態になりやすいということです。
野次が飛んだりするのは、この作用とみられます。

 

思考が単純になる

前述したように人は集団になると、普段どんなに理性的で知性的な人でも思考力が大幅に下がります。
集団による行いがたとえ悪いことであったとしても、思考が働かないのでその通りにしたがってしまうのです。

 

万能感の錯覚

1人では弱気な人でもたくさんの人と一緒にいると強くなったかのような錯覚を起こします。
精神が未熟な人や弱い人はこれに強く影響されていきます。
いじめなどはこの代表格の例で、率先して個人を排除したがる人は精神が未熟で、いじめのターゲットにされたくないために仕方なく見て見ぬふりをする人は弱い人ということです。

 

関連記事→仕事しない人の謎は働きアリの法則とリンゲルマン効果?!
     人を動かす世渡り上手の心理学 後編
     人間はバイアス(偏見、差別)の生き物~わたしたちを蝕むバイアスたち⑤~
     ぼっちとは違う?一匹狼の心理
     八方美人、流されやすい、信念がない人の8つの特徴
     変人だと思われる人の12の特徴 前編

 

次回『人は大勢集まるとモラルや責任感がなくなる!集団心理のメカニズムとは? 後編』へ

 

参考:http://thinking-free.com/various_thinking/v10.html
   https://note.mu/umezuyukie/n/n0cadb6cf4b6e
   http://karapaia.com/archives/52223829.html