自慢話、誇大妄想、共感力の欠如は自己愛性人格障害(自己愛性パーソナリティー障害)の可能性

自慢話、誇大妄想、共感力の欠如は自己愛性人格障害(自己愛性パーソナリティー障害)の可能性

人は誰でも自分は特別だと思いたい心理が働きますが、あまり他人に対しては表現しないように気を付けています。
それが社会性なのですが、自己愛性人格障害(自己愛性パーソナリティー障害)の人は誇大妄想が強すぎるのか、隠すことができないだけなのかは分かりませんが、他人を軽視し、自分のことを偉いという言動が目立ちます。

今回は、自慢話、誇大妄想、共感力の欠如は自己愛性人格障害(自己愛性パーソナリティー障害)の可能性についてお話します。

 

 

自己愛性人格障害(自己愛性パーソナリティー障害)の特徴

  • 自分のことばかり話す(自慢話)
  • 共感能力が著しく欠けている
  • ストーカー気質
  • 自分は特別と思っている
  • 根拠のない自信
  • バカにされることを嫌う
  • 自分像を二極化する
  • 他人の手柄を横取りする
  • 他人を出し抜こうとする
  • 期待が外れると怒る
  • 他人に無理な要求をする
  • 心理的負債感がない
  • 外見にこだわる
  • 思い通りにならないと人のせいにする
  • 自分が一番でないとダメ

出典:自慢話、自分の話ばかりする人の心理や精神疾患の疑いについて

拒絶した相手に対して、自分の良さが分かっていないなどと思いこみストーキングするものが多いようです。
また、プライドが強いため自尊心が傷つけられたとして怒りを覚え、つきまとうというものです。
出典:ストーカー気質な人の特徴と心理

精神疾患を持つ2~16%は、自己愛性人格障害を併発しているとされており、中年男性に多い傾向にあります。

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自己愛性人格障害(自己愛性パーソナリティー障害)のタイプ

グレン・ギャバードによる2分類

グレン・ギャバードによる2分類

無関心型(無自覚型)

他人に無関心なため、配慮はなく上から目線な態度で接します。
自分に意識が向いており、誇大妄想しているため、他人の反応は眼中にありません。

過敏型(過剰警戒型)

誇大妄想のため他人が自分に注目していると考え、その視線を避けます。
傷つきやすい過敏さを尊大さを持ち合わせています。

 

セオドア・ミロンによる5分類

アメリカの心理学者であるセオドア・ミロン氏によれば、自己愛性人格障害のタイプを5分類にしています。

反道徳的ナルシスト

反社会的で良心に欠けており、人をモノのように扱います。
なおかつ人を欺き、傲慢で支配的、不誠実で執念深い詐欺師です。

多情的(好色的)ナルシスト

演技的でセクシャルな部分で魅惑的なので、貧乏な人や初心な人を魅了して操る病的な嘘つきです。
快楽主義的なと欲望には耽りますが、親密さとは関係ありません。

代償的ナルシスト

根底では自己評価は低く、劣等感が強いのですが、誇大妄想によって自己評価の低さや劣等感を相殺しようとします。
受動攻撃的な一面もあります。

エリート主義的ナルシスト

比較的純粋な方ですが、偽りの業績や特別な子ども時代の体験から自分には特別な能力があると思い込んでいます。
豊かなで良好な社会生活を求め、自分が優位な立場になれる人間関係を築こうとします。

狂信的ナルシスト

誇大妄想がかなり強く、幼少期に培われた全能感を引きずっています。
自尊心が低い場合は、孤高のヒーローか困難に立ち向かう英雄かのような崇拝される人物になり切っています。
いわゆる中二病です。

 

バーステンによる4分類

妄想型(paranoid)

他人に対して批判的で疑り深く、自分が一番だという思いを揺るがすような現実からは目をそらします。

男根型(phallic)

自分に自信があり、活発で精力的な分、他人を軽視し馬鹿にする傲慢さが目立ちます。
男性特有の特権階級思考が目立ちます。

渇望型(craving)

他人からの賞賛を過剰なまでに求めていながら、他人は自分を支えるためだけに存在すると考えています。

操作型(manipulative)

他人の言動や感じ方を自分の思い通りにしようと仕向け、その際、都合の悪いことは無視する傾向にあります。

 

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自己愛性人格障害は人格障害の中でもかなり分かりやすく、対人関係において問題が生じやすいのでご紹介した特徴に当てはまった場合、診療内科や精神科で受診することをお勧めします。

 

参考:http://www.jikoaitaishohou.net/
   http://www.jikoaitaishohou.net/entry139.html
   http://narcip.com/
   http://narcip.com/about4/