バイアスが強い=IQが低い?ナルシスト=ダニング・クルーガー効果?について考察

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バイアスが強い=IQが低い?ナルシスト=ダニング・クルーガー効果?について考察

以前『人間はバイアス(偏見、差別)の生き物~低IQほど偏見、差別に走る~』で、IQの低い子どもほど、大人になると偏見を持ちやすい傾向にあるという研究結果をお話しました。

また、『能力の低い人ほど自己を過大評価!?』ではダニング=クルーガー効果と言うバイアスについてもお話しました。
さらに過大評価という観点ではナルシストは自己を過大評価しがちで『ナルシストになる原因は?なぜ男性に多いのか?』でも書いております。

今回はこの3つの表題について考察をしてみました。

 

 

定義のおさらい

定義のおさらい
バイアスとは

社会調査で、回答に偏りを生じさせる要因となるもの。質問文の用語や質問の態度などについていう。
先入観。偏見。
出典:デジタル大辞泉

低IQほど偏見、差別的

IQの低い子どもほど、大人になると偏見を持ちやすい傾向にあると、カナダの研究結果で判明しました。
この研究は、オンタリオ州セントキャサリンズにあるブロック大学の心理学研究チームが発表し、IQの低い人は保守的な考えを持ち、人種、性別、宗教、職業、その他様々な差別をする可能性が高いとしています。
出典:人間はバイアス(偏見、差別)の生き物~低IQほど偏見、差別に走る~

ダニング=クルーガー効果とは

ダニング=クルーガー効果とは、心理学用語で能力の低い人または、未熟な人が、自分の容姿や言動などを実際よりも高く評価してしまうことをいいます。
1999年、ダニングと教え子のジャスティン・クルーガーは、「能力の低い人は、自分の無能さを認識できず、自己を実際よりも高く評価する(ひいては自信に満ちて見える)」という認知バイアスに関する論文を機関誌『Journal of Personality and Social Psychology』に発表。この認知バイアスは現在「ダニング=クルーガー効果」として知られており、2000年にはイグノーベル賞の心理学賞を受けた。
出典:能力の低い人ほど自信満々? 「ダニング=クルーガー効果」に要注意!

 

 

過大評価に関するバイアスの一部

自己中心性バイアス(スポットライト効果)

自分自身の行為や外見が目立つことを過大評価してしまうバイアスです。
出典:人間はバイアス(偏見、差別)の生き物~わたしたちを蝕むバイアスたち④~

コントロール幻想

自分のコントロールできないことを、コントロールしていると過信する傾向を言います。
出典:人間はバイアス(偏見、差別)の生き物~わたしたちを蝕むバイアスたち③~

関連記事→人間はバイアス(偏見、差別)の生き物~わたしたちを蝕むバイアスたち①~
     人間はバイアス(偏見、差別)の生き物~わたしたちを蝕むバイアスたち②
     人間はバイアス(偏見、差別)の生き物~わたしたちを蝕むバイアスたち③
     人間はバイアス(偏見、差別)の生き物~わたしたちを蝕むバイアスたち④
     人間はバイアス(偏見、差別)の生き物~わたしたちを蝕むバイアスたち⑤

 

 

バイアスが強い=IQが低い傾向?について考察

バイアスが強い=IQが低い傾向?について考察
バイアスの定義には”先入観”、”偏見”とあり、さらにIQの低い子どもが大人になると偏見を持ちやすい傾向という研究結果から、バイアスは誰にでもあることですが、逆説的にも、物事の認知がバイアスに特に歪められやすい人ほどIQが低いのではないかと考えられます。
一覧から抜き出したバイアスの一部をご紹介します。

反射的逆評価

相手の意見や提案を低く評価してしまう傾向です。

非対称な洞察の錯覚

私のことは誰も理解してくれないと思いながら、自分は相手をよく理解していると感じる思い込みです。

平均以上の効果

車の運転など日常的な能力について「自分は平均より上手い」と思うバイアスのことです。

 

優越錯覚

自分は平均より優れていると根拠なしに思い込むことです。

行動や認知を制御する、ドーパミンが多く見られる「線条体」と前頭葉にある「前部帯状回」の結び付きが弱い人ほど、優越の錯覚が強くなることが分かったそうです。
出典:「自分は優秀」 心理学の“優越の錯覚”はなぜ起きる? 放医研がメカニズムを解明

行為者・観察者バイアス

他人の行動についてはその人のと”内部”に原因を求め、一方、自分の行動については環境といった”外部”に理由を求める傾向にあります。<br />
例えば、同僚の仕事が上手くいっていない場合は「本人の能力の問題」だと判断し、自分の仕事が上手くいっていない場合は「誰も協力してくれなかったから」だと考えることです。
出典:人間はバイアス(偏見、差別)の生き物~わたしたちを蝕むバイアスたち②~

ステレオタイピング

政党や宗教団体など、ある集団に属してるというだけで、「そうゆう人だ」とレッテル貼りしてしまう傾向のことを言います。

例)

  • 日本人は神経質だ
  • B型は自分勝手

出典:人間はバイアス(偏見、差別)の生き物~わたしたちを蝕むバイアスたち③~

実際はまだまだありますが、こういったバイアスが強い人は頭がよろしくない人が多い気がします。

ただし、この研究結果は子どもの頃のIQであって、IQは成人してからも構造が変化し適応する能力があるとされているため、差別的であっても普通くらいのIQの人はいるとは思いますが、多くは子どもの頃と変わらない生活をしているのではないかと考えられます。

ちなみに思い込みの激しい人も”先入観が強い”、”ステレオタイプな考えをする傾向”という意味でこれに当てはまることが多いのではないでしょうか。

関連記事→思い込みが激しい人の9つの特徴
     IQが低い人の8つの特徴

 

 

ナルシスト=ダニング・クルーガー効果?について考察

能力が低い人ほど自己を過大評価する傾向にあります。
また、一方でナルシストは自分の存在や能力を過大評価する傾向にあります。
ということは、ナルシストの人はダニング・クルーガー効果が強く表れている可能性が考えられます。
また、これには2種類に細分化できます。

  • 本当に能力が低いのにナルシシズムによって過大評価
  • 能力はそれなりにあるが、本人が思っているほどでもない

他者からの印象としては両者ともあまり変わらないでしょうが、仕事仲間としては前者は厄介でしかありません。

 

関連記事→SNSのプロフィール写真から表れる性格
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今回の考察は研究結果と特徴を当てはめ、またわたしの経験に基づいた考察ですので、必ずしも当てはまるとは限りませんが、そこそこ当てはまるのではないかと思います。
あなたの身近な人に当てはまる人がいるかもしれませんよ。

 

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Posted by fujimoto


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