承認欲求を理解して、心を満たしてあげよう 中編

2017年3月29日

前回、認めてもらいたいという気持ちは誰でも持っている欲求で、基本的な欲求が満たされていくと欲求内容が5段階に移り変わっていくとお話しました。
今回は、中編をお届けします。

 

 

承認欲求の種類

上位承認欲求

上位承認欲求
他の人よりも自分が優れていると認められたいと思う欲求です。

対等承認欲求

依怙贔屓されることなく他の人と、平等の扱いをされたいという欲求です。

下位承認欲求

一般的には、社会的責任を負いたくないと考える人は他の人に依存したい、守ってもらいたいと望む欲求です。
これが行き過ぎると、マゾヒストのような心境になるようです。

他者承認

これは、他人から認められたいと思う欲求のことです。
他者承認はその中でも3区分に分けられます。

1.親和的承認

家族、恋人、親しい友人など、愛情と信頼の関係にある他者から、無条件に受け入れられている実感を伴う承認。「無条件」というのがキーワードで、どんなことがあっても最後は私を愛してくれているという感覚です。
出典:承認欲求コラム③ ~人は3つの分野で認められたい~

2.集団的承認

学校、サークル、職場など、自分が所属する集団のなかで、その集団にとって価値ある行動をとった時に得られる承認を意味します。例えば、サッカーをしているときにゴールを決めるとチームメートが喜んで、かけよって来てくれるでしょう。これは集団的承認の一つです。
出典:承認欲求コラム③ ~人は3つの分野で認められたい~

3.一般的承認

社会全般にわたって価値があるとみなされるような行為をしたときに得られる承認。例えば、最近ですと就職時にボランティアの体験などを聞かれたりします。このときボランティアをしていると一定の評価をする会社がありますが、これは一般的承認の一つと言えます。
出典:承認欲求コラム③ ~人は3つの分野で認められたい~

 

自己承認

今の自分に満足しているか、理想とする自分と重なるかという基準で自分自身を判断することです。

 

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なぜ、承認欲求が強く表れるのか

1.否定され続けてきた

否定
容易に想像はつくと思いますが、子供のころからずっと否定され続けるのはとても辛いことです。

両親から何をするにも「これをしてはいけない」と言われ続けると、自分の全てを否定されたような気持ちになります。

そのため人一倍、「自分のことを分かってほしい」という想いが膨れ上がるようになります。

2.親に愛されなかった、かまってもらえなかったと感じている

<親が自分に無関心であったりすると、愛されている、気にされているという実感がなく、心が満たされません。
すると、親の代わりに自分を愛してくれる存在を探すため、他人に認めてもらおうとするのです。

3.褒められた経験が少ない

親や他人から褒められた経験はありますか?
あったとしても、極端に少ないければ「褒められたい」という欲求が強くなります。

特に子供の頃、2のようにかまってもらえないどころか褒めてももらえなかった人は、成長過程で寂しさが屈折して承認欲求として表れるようになるのです。

褒められるということは、認められるということに繋がるため、欲求が満たされない限り、ずっとストレスを抱え続けることになります。

4.他人と自分を常に比較している

今までの事項を踏まえ、親や他人から認められていない感じると、他の人と比べたくなります。

他の人も自分と同じならいいですが、周りには必ず大切にされている、認められているように見える人はいますよね。

そんな人と自分の能力を比べるようになるのです。
「あいつより自分の方が仕事ができる」と思っていると、そんな心が態度に表れ、「偉そうだ」と言われます。

逆に、その人より劣っていると感じると、さらにストレスが重なり、結局はどちらも承認欲求は満たされません。

自分の社会的な位置は見えてくるかもしれませんが、他人と比べることはしない方がいいでしょう。

5.競争相手に負けた経験が多い

負けた経験
勉強でも、運動でも、仕事でも何もかもが競争社会です。
その中で、自分と実力が拮抗していると思っていた相手に負けたことがありませんか。
負けることもいい経験ではありますが、負け続けることは精神上あまりよくありません。

勝敗があるものは、勝った方は「認められる」、負けた方は「認められない」ということを意味します。
そして、人の目は勝った方に向きます。

そうなれば「自分に注目してほしい」「認めてほしい」という承認欲求が膨れ上がります。

6.努力がなかなか報われなかった

5.のように勝つために努力したとしても負ければ認められることは少ないはず。
そうなれば、「なぜ自分は努力しているのに認めてもらえないんだ」と不満を募らせていきます。

 

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これまでの内容に共感できた人は多いのではないでしょうか。
特に、認められていないと感じている人は、客観的に自分の気持ちをとらえて自覚してみてください。

次回は次のステップに進み
『承認欲求を理解して、心を満たしてあげよう 後編』として、自己承認の大切さをご説明します。