世界の残酷な風習 5選

2018年2月2日

世界の残酷な風習 5選

世界にはたくさんの文化や風習がありますが、国が違うのだから色々な風習があるよね、とある程度理解できる風習もあれば、あまりにも突拍子もなさ過ぎて理解できない風習もあります。

特に昔はそのような風習が多かったと考えられます。
今回は世界の残酷風習 5選をお送りします。

 

ウォールストリート・ジャーナル日本版

 

ヨーロッパ、アフリカ、パプアニューギニア、インド、アメリカなど:魔女裁判/魔女狩り

ヨーロッパ、アフリカ、パプアニューギニア、インド、アメリカなど:魔女裁判/魔女狩り出典:セイラム魔女裁判

魔女裁判や魔女狩りとは、中世のキリスト教で呪術を使って人々に害を及ぼす魔女を排除しようとする集団行動です。
魔女といっても、社会で孤立している少数派を悪者にしたてあげて、人々の社会への不満をそちらに向ける意味合いがあったとされます。

魔女は裁判で拷問にかけられ、嘘の自白をさせられると火あぶりによって処刑されました。
イングランドでは、絞首刑が多かったとも言います。
また、魔女に仕立て上げられるマイノリティは女性のイメージが強いですが、少なからず男性もいたそうです。

かなり有名なのでご存知の人も多いでしょう。
マイノリティを排除するにしても過激です。

 

日本:老人を山に捨てる「姥捨山」

日本:老人を山に捨てる「姥捨山」出典:Amazon

日本では現在の長野県の寒村で当時の殿に命じられたか、または口減らしのために、60歳以上の老人を山に捨てる風習があったと言われています。
一般的に語られているのは、以下のようなあらすじのようです。

近く60歳になる母親と暮らしている若者は、母親を山に捨てたと見せかけて床の下にかくまい日々を過ごしていると、ある日隣国が難題を出してきて、解けなければ国を攻め滅ぼすと脅してきます。

その難題を母親の知恵によって説いたため、老人には長い人生を生きてきた経験や知恵があることから、殿の命じた老人を山に捨てさせることをやめさせました。

この話では、ハッピーエンドのようですが、実際にはどうであったかは定かではないようです。

 

 

イラン:痛みを追体験する「アシュラ」

イラン:痛みを追体験する「アシュラ」出典:youtube

アシュラとは、イスラム教開祖の孫が7世紀に殺害されたことを追悼し、痛みを追体験する目的で、信者たちが自分の体を鎖や刃物で叩いたり、鞭打つなどをする行事です。

そのため、信者は血だらけになることも少なくありません。

 

 

インド:妻が夫の亡骸とともに焼身自殺をする「サティ」

世界の残酷な風習 5選出典:サティーを描いた絵画(18世紀)

この習慣はヒンドゥ社会で古くからあり、南インドのヴィジャヤナガル王国では国王が死亡すると400~500人の後宮の女性が王の死体とともに焼かれたと言われています。

なぜ、夫が死亡すると妻も後を追わなければならないのかというと、ヒンドゥー教では、女性の地位は限りなく低く、夫に従い続け離婚は認められません。
夫が亡くなった後の再婚も認められなかったため、女性が1人で生きていくには難しかったことから一緒に焼かれるようになったようです。

19世紀に入り、この習慣を批判する運動が起きたことからサティの禁止令が出たものの、すぐにはなくならなかったそうです。

 

 

インド:アゴーリー派の死者を肉を食す僧侶

インド:アゴーリー派の死者を肉を食す僧侶出典:youtube

ヒンドゥー教の中でもアゴーリー派は極めて異端とされており、その理由がガンジス川を流れる遺体を引き上げ、その肉や排泄物を食べるのです。
その他にも、遺体の頭蓋骨に飲み物を入れて飲んだり、遺体の灰を自分の体に塗りたくったりします。
画像の頭蓋骨にも灰が塗られています。

そうすることで、死者の持つ霊力を取り入れ、奇跡を起こす能力が得られると信じられています。

 

 

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本当に不思議な世界の風習

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姨捨山は当時の食料のことを考えれば理解できます。
魔女裁判は、少数派排除が行き過ぎた結果と不満解消のためなので、非道ですが分からなくもありません。
が、その他がかなりぶっ飛んだ考え方と文化ですね。

世界は広く、興味深いです。

 

参考:魔女裁判/魔女狩り
   うばすて山
   童話・昔話『姥捨て山(うばすてやま)』の秘密
   シーア派最大の宗教行事「アシュラ」
   イスラム教シーア派行事「アシュラ」始まる
   サティ
   続々・世界のアブナい(?)宗教5選
   ガンジスを流れてくる遺体を食する聖人
   死と積極的に関わりあう。インド、ワーラーナシーの食肉聖人、アゴーリ(アグホリ)の僧侶たち