寒さに強い人の4つの条件とは? 後編

2018年2月2日

寒さに強い人の4つの条件とは?

前回は『寒さに強い人の条件とは? 前編』で2つの条件をご紹介しました。
今回は後編として残り2つの条件をご紹介します!

 

 

体の大きさ

ベルクマンの法則というものがありますが、内容は次の通りです。

 例えばクマを例にとると、北極にいるホッキョクグマが最大で、ヒグマ、ツキノワグマ、といった具合に南に行くにつれて小型化し、東南アジアのマレー半島にいるマレーグマが最小です。トラについても同様で、寒いシベリアにいるシベリアトラが最大で、暑いインドネシアにいるスマトラトラが最小です。これは体の体積と表面積との関係によるものです。
(中略)
 熱の産生量は体積で決まるのに対し、熱の放散量は体表面積で決まります。
出典:暑さや寒さに強い人と弱い人の差は?

つまり、体が大きい方が熱放散にくらべて熱産生の方がより大きく増加するので寒さに強くなるわけです。
これを人間に置き換えても、体の大きな人は寒さに強く、体の小さい人は暑さに強いと考えられます。
体の大きさはある程度、遺伝で決まるところがありますが、筋肉量を増やすことで多少は大きくなるでしょう。

前述したように肥満の人より、やせている人の方が寒さに強いため、太っては逆効果になります。

 

 

 

汗腺の数

汗腺の数

出典:Gray946.png

汗腺は汗をかく器官のことですが、寒い地域で暮らす人は汗腺が少なく、暑い地域で暮らす人は汗腺が多いことが分かります。
汗は皮膚の表面の温度を奪う役割がありますから、汗腺が多い人はそれだけ汗をかきやすく、表面温度が下がりやすくなり冬場はさらに温度が奪われ、寒さに弱くなるということです。

しかし、暑い地域に住んでいても、冷房の効いた部屋で一日中ずっとすごしていたりと汗をかかない暮らしをしていると汗腺の数は減っていきます。
すると、寒い地域の人々と同じように若干は寒さに強くなるでしょうが、逆に汗をかきにくい体質となるため、暑さに弱くなってしまうデメリットがあります。

これはいままで暮らしてきた気候よりも寒い場所に移住するならば大丈夫でしょうが、いままでと同じような気候の場所で暮らすのならば人為的に変えようとしない方がいいでしょう。
あくまで要素の一つにとどめておいてください。

 

 

 

結論としては、細マッチョで体が大きい寒い地域の人が一番寒さに強いということになりますね。
”細マッチョで体が大きい”とは、じゃっかん矛盾しているような。
長身ということならば分かりますが…。

いずれにせよ、筋肉がつきにくい女性はますます難しそうですが、多少なりとも筋肉をつけることで改善を試みるしかなさそうです。

 

 

参考:憶えておきたい「寒さ」対策なるほど!なぜ人は「寒い」と感じるのか
   寒さに強い人と弱い人の違いとは