脳が萎縮する原因はどんな生活習慣?

2018年12月13日

脳が萎縮する原因はどんな生活習慣?

前回『脳が委縮するとどうなるの?症状は?』で脳が委縮することによってどんな症状が出るのかついてお話しました。

脳が委縮する原因は、脳を使わなすぎる場合も、使い過ぎる場合もあります。
一般的に認知症は、脳への刺激が少なく、使わないからだと思われているかもしれませんが、脳を酷使す場合も認知症になるリスクが高くなるのです。

今回は、脳が萎縮する原因はどんな生活習慣なのかをお話します。

 

 

老化

まずは誰でも訪れる老いです。
これは使い過ぎても、使わな過ぎても老化していきます。
10代に比べて50代などは脳が委縮していきます。
しかし、問題は年齢を加味しても過度に萎縮することが問題なのです。

 

 

栄養不足

栄養不足
現代の日本に栄養不足はほとんどないと思われている人もいるかもしれませんが、以下のような食生活で栄養不足になることもあるのです。

  • 行き過ぎたダイエット
  • 拒食症
  • 偏食
  • 加工添加物の多量摂取(ファーストフード)

などによって脳にまで栄養が行き届かないことで萎縮につながります。

 

 

過度な飲酒

適度な酒量は問題ありませんが、過度にアルコールを摂取することで、脳細胞の減少、さらに脳の萎縮に関係します。

 

 

喫煙

喫煙
たばこに含まれるニコチンが毛細血管・血管を収縮させることで脳に血液が行きわたらなくなります。
血液が届きにくいということは、酸素が充分に脳に行きわたりにくいということですので、危うい状況なのです。

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ストレス

  • 人間関係など日常生活上のストレス
  • 虐待
  • 両親の喧嘩の目撃

現代ではストレスがすべての体調不良・精神障害につながると言われています。
特にストレスと言うと連想されるのが一番上の人間関係だと思いますが、下の二つは特に深刻です。

子どものころに虐待や体罰を受けると脳の一部が委縮し、精神的な発達にも悪影響を及ぼすという。福井大学「子どものこころの発達研究センター」の友田明美教授と米国ハーバード大学医学部のM・タイチャー(Martin H. Teicher)准教授らはさらに、両親間の暴力、暴言などの家庭内暴力(ドメスティック・バイオレンス、DV)を日常的に目撃していただけでも大脳の視覚野の一部が委縮するという研究結果をまとめ、米国のオンライン科学誌「プロス・ワン(Plos One)」に掲載した。

出典:DV目撃で子どもの脳委縮

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血行不良

喫煙と同様、血行不足は脳に酸素が充分に行きわたらない原因です。

 

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他人との接触が少ない人

他人と会話することで、脳は外界からの刺激を受け活性化します。
しかし他人と接触しない人は、その刺激がない=脳を使わない傾向にあるため、どんどん脳が委縮していきます。
ポイントは家族など親密な人ではなく”他人”であることです。

 

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睡眠不足

アメリカの神経学会が、20~84歳の成人147人を対象に行った実験によると、寝付くまで時間がかかる人や睡眠に障害がある人と、そうではない人の間には、脳の大きさに違いがあることがわかりました。睡眠にいつも問題がある人は、脳が小さくなってしまうというのです。

出典:シワが深まり脳は萎縮!優雅な「秋の夜長」に危険な代償

また、睡眠不足はストレスもためるため二重によくありません。

 

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脳疲労(自律神経の酷使)

これまで述べてきた項目も脳の老化を早める条件で、自律神経の酷使による脳疲労も脳の老化を早めるものの1つです。

最近、スマホなどの液晶を凝視するものが普及しており、スマホをしながら何かをする”マルチタスク”をするケースが多いため、これが脳に負担をかけます。

さらに液晶から出るブルーライトによって自立神経のバランスがくずれるため、Wで脳の老化を早めることになり、若年層の間で増えているそうです。

 

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ポルノを頻繁に見る男性

医学誌「JAMA Psychiatry」誌で発表された記事によってこの研究内容が広まったそうです。
ドイツのマックス・プランク人間発達研究所では以下のような研究結果が発表されました。

ポルノ鑑賞時間の長さは、脳前頭部付近の皮質下領域における灰白質の大きさと、負の相関関係にあることが分かった。

この領域は右線条体と呼ばれており、報酬の処理をはじめとする機能に関与していることが知られるが、ポルノをより多く見ていると答えた男性ほど、この領域の灰白質が小さい傾向にあった。さらに、ポルノをよく見る人ほど、性的な画像を見ているときの左線条体の活動が低く、また、右線条体と、左側の前頭前皮質背外側部との接続性が弱いとみられることが分かった。
(中略)
ポルノが線条体の灰白質を縮小させる可能性がある一方で、もともと線条体の灰白質が小さい男性ほどポルノを求める可能性も同等にあるのだ。

この点は研究チームも理解している。「線条体が小さい人々は、快楽を味わうためにより多くの外部刺激を必要とする」ため、より強くポルノを求めている可能性があると論文では述べられており、「さらなる研究が必要」と結論している。

出典:ポルノを見ると脳は縮小するのか:研究結果

この研究では女性では実験をしていないので記述はありませんが、おそらく女性も同じ傾向にあるのではないかと考えられます。

 

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