フリーランサーになる心構え10条 前編

2017年1月11日

kokorogamae
現在、ノマドワーカーというワークスタイルが注目されていますが、会社員である身の上でノマドである人はそれほど多くはないでしょう。
企業の間でこのワークスタイルが浸透するにはどれくらいの年数が必要になるか分かりません。

手っ取り早くノマドワークを確立しようとすれば、まずはフリーランス(個人事業主)になるのがいいと私は思っています。
しかし、フリーランスで生活していくには並大抵のものではありません。

そこで、会社員からフリーランスになる上で、私、ふじもとkがフリーランサーになって今までで実感した心構えを2回に渡って書いていきます。
当たり前のことですが、これを意識するのとしないのとでは自分のスタンスが違ってきます。
 

1.会社員感覚を捨てる

会社員というと、基本は週に35時間~40時間働き、時間外労働をすると残業手当をもらえることになっています。
そして、入社から6ヵ月すぎると10日の有給休暇が付与されます。
 
さらにあなたが使う水道代、電気代、パソコン、コピー用紙などさまざまな経費も会社から出ています。
しかし、フリーランスでアウトソーシングを請け負うとこれら全て関係なくなります。
何時間働こうが残業代は出ませんし、作業が遅れようが体調が悪くなろうが誰も助けてくれません。
 
もちろん有休もありませんので、稼働しなければ稼げないことが一番違うところです。
 
 

2.フリーランサーは全て自分の仕事

会社員は、営業、生産管理、事務などそれぞれ部署によって仕事内容が異なり、基本的に分担作業をこなしていれば成り立ちます。
例えば、営業が苦手な人なら事務仕事をすることで給料がもらえますね。
 
ところが、フリーランサーの仕事はアウトソーシングの際の報酬が、営業、依頼された作業、請求を行ってはじめて得られる一式報酬になるのです。
 
 

3.失敗はすべて自分の責任

会社員の場合は、自分のせいで会社に損害を与えたとしても、金銭を求められることはほとんどなく、他の社員と一緒に後始末に回ることで責任を取ります。
しかも、そのロスした時間も賃金が発生しています。
 
しかしフリーランサーの場合は、責任の所在がはっきりしやすく、完全に作業者の責任となったときに一人でフォローしなければなりません。最悪、発注側から賠償金を求められることもあります。
これについては、発注側と契約書を交わしていれば、ほとんどの企業が言及しているのでよく読んでおきましょう。
 
 

4.常にアウトソーシングしてくれる企業を探しておく

フリーランサーは自分から動かなければ仕事を得られません。
初めからコネがあって依頼されることもあり、有名なランサーなら営業をしなくても仕事に困ることはない人もいるかもしれません。
 
しかし、そんな人の方が少ないのでないでしょうか。
特にコネがない人は、依頼を待っているだけではいつかは依頼が途切れ収入がなくなっていく可能性が高いのです。
 
また、収入の半分以上を占める一社があった場合に、その大口の企業一本に収入源を任せるのはとても危険です。
 
大口企業の依頼はいつまでも同じ分量であなたに仕事を回してくれる保証はどこにもありません。
必ずどこかで依頼数が減るときがやってきます。その時にあなたの収入は大幅にダウンしてしまいます。
そんなことにならないために収入源は複数に分散させておくのがベストです。
 

5.資格より実績

フリーランサーを採用する企業はとにかく即戦力を欲しがるところが多いです。
それは企業に再就職するときよりも実績を重んじられます。
 
比較的誰でもできるとされているデータ入力は、未経験でもアウトソーシングされることもありますが、ほとんどの場合は資格がどうであれ経験豊富な人を求めています。
 
それは専門性が高い職種になるほど、その傾向が強くなります。
理由は、教育する時間もコストも惜しいからです。
 
フリーランスを目指す人は資格の取得に力を入れるよりも実績を作ったほうが近道になる場合が多いと言えますね。
 
 

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前編はここまでです。
次回は『フリーランサーになる心構え10条 後編』をお送りします。