印象を操る世渡り上手の心理学

印象を操る世渡り上手の心理学

皆さんは、周りに自分がどのような印象を持たれているか分かりますか?

大抵の人は、悪いイメージを持たれていないか心配だと思います。
そんなとき自分の印象を思い通りに操れたらいいなとは思いませんか。

今回は世渡り上手の心理学シリーズの第4弾で、印象を操る方法を心理学に基づいてご紹介します。

 

 

第一印象は【初頭効果】

一番最初に起こったことが記憶に残りやすいことを言います。
第一印象がその人のイメージを決めてしまうのは、この初頭効果のためです。

また、マーケティングでは、関心が低そうな人には最初にインパクトを与えるためこの手法が使われます。

 

 

終わりよければすべてよし【親近効果】

終わりよければすべてよし【親近効果】
出典:wikipedia第1二折判より。

一番最後に起こったことが記憶に残りやすいことを言います。
初頭効果とは矛盾しているようですが、実際によく覚えているのは最初と最後ではないでしょうか。

また、マーケティングでは、関心が高そうな人には最後に重要な情報を持っていく手法が使われます。

 

印象をコントロールする【印象管理】

相手に与える自分のイメージを意識して、思い通りに操作しようとすることを言います。
誰でも考えてそのように振る舞いますが、上手くいく人はどれだけいるのでしょうか。

そこで心理学的にみて、好印象を与える要素は次の3つに分けられます。

アピアランス=見た目

見た目と言っても容姿の美醜ではなく、身だしなみのことです。
身だしなみで最も重視されるポイントは「清潔感」です。

これは、どんなビジネスマナー本でも、サイトでも書いてあることで、以下が具体例です。

  • 髪が整っているか
  • 服装が整っているか
  • 靴の手入れをしているか
  • 歯をきれいに磨けているか
  • 爪が伸びっぱなしになっていないか
  • ひげが伸びっぱなしになっていないか

出典:面接は第一印象で決まる!面接官の好感度を上げる対策

 

ビヘイビア=立ち居振る舞い

立ち居振る舞いとは体の動かし方のことですが、印象に関係するのはもっと細分化することができます。

  • 顔の表情…基本は口角を上げ気味に意識し、表情豊かに
  • 姿勢…背筋を伸ばす
  • 態度…颯爽と動くことを意識しながらも、落ち着いて行動

 

アピアランス、ビヘイビアは言葉以外の非言語コミュニケーションになります。

コミュニケーション

コミュニケーションといえば、言葉で感情や思考を伝達することを言います。
印象は話の内容よりも以下の要素で決定づけられます。

  • 声色…明るい声色で
  • イントネーション(抑揚)…棒読みのようにならず、高低をしっかりつけて
  • アーティキュレーション…はきはきと
  • スピード…ゆっくりめに

 

 

丸テーブルで親しみを感じさせよう

丸テーブルで親しみを感じさせよう

アメリカで行われたある実験で下の図のように、大学教授と学生が四角いテーブルに座った場合と、円卓に座った場合を比較したものがあります。
まず円卓でしばらく話をした後、学生に教授の印象を尋ねると「公平、世話好き、親しみがある、話をよく聞いてくれる、オープンな人柄だった」などのような答えがありました。

同じ教授が四角いテーブルで話した後の場合「権威主義的で、攻撃的だった」と評価されています。
出典:パーソナルスペース

この効果を利用して親睦を深める場合は、丸テーブルのあるレストランにしたり、相談事を受ける場合は丸テーブルで話を聞くと、話をよく聞いてもらえたという印象を与えます。

 

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ヒューリスティック

必ずしも正しい答えにたどりつけるわけではありませんが、物事や現象と直結して考えがちなことです。

例えば、いつも笑顔の人の性格がどんなものかを想像するとき「明るいだろう」「おおらかそう」「怖くなさそう」と評価してしまいます。
同じように、誰にでもきちんと挨拶をする人は「礼儀正しい」「話しやすそう」と思ってしまいますよね。

このいい意味でも悪い意味でも短絡的なバイアス(先入観)を利用することで、自分に有利なようにいいイメージを刷り込むことができるのです。

 

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この印象を操る方法は、就職・転職面接で述べられている内容とほぼ一致しています。

人はなかなか印象づいた性格的特徴を拭えません。
上手く印象操作をして、人間関係や仕事に有利に進めたいものですね。