ロジカルシンキングの身につけかた 後編

2017年4月5日

ロジカル
前回は『ロジカルシンキングの身につけかた 前編』として、ロジカルシンキングとは何ぞやというお話をしました。

今回は、実際どのようにしてロジカルシンキングを身につけるのかというお話をしていきます。

 

ロジカルシンキングを身につけるためのキーワード

1.最初に結論を持ってくる

最終的にどうなるのがいいのかを考えます。
勉強した方がいいと言う結論があるとします。

 

2.なんで?(なんのため?)

勉強した方がいいという結論に対して、「なんで?」という疑問を持つと、有名大学に入れるからという理由に行きつきます。
さらに、「なんで?」と繰り返します。

そうしていくと、将来の選択肢が広がるから → 多くの企業が学歴を選考基準の一つに入れているからというように、結論にたいして理由がはっきりと浮かび上がってきます。

ここはできるだけ感情が入らないようにしましょう。

 

3.本当にそう?

なんで?という疑問から出された「理由」対して、「本当にそう?」とさらに疑問を持ちます。
他の要素が混じっていないか、自分の感情が入っていないかなどを考えて、その理由を省いていきます。
すると、誰が見ても分かる「理由」が残ります。

 

4.残った理由にデータを添えて説得力を持たせる

20160422-2
残った「理由」に今度は説得力を持たせるためにデータをつけます。
できれば比較ができるような数字が出るデータが好ましいですが、なければ文章でも大丈夫です。

例えば、多くの企業が学歴を選考基準の一つに入れているから、という理由の根拠に以下のような、他記事からの引用を添えます。

求人広告会社アイデム(東京・新宿)の企画担当者は明快にこう指摘する。同社は今年6月に新卒向け就活サイト「ジョブラス」を立ち上げた。学生がウェブ上でプロフィールを公開し、それを見た企業が選考オファーを出すという仕組みで、テレビCMも始め、利用企業数はすでに約3000社にのぼる。同サービスでは企業が目当ての学生を探すための検索機能があり、志望する業種や企業規模などのほか、大学名でも絞り込みができる。

出典:「学歴不問」はウソ? 厳しい企業の本音

 

5.MECE(ミーシー)を取り入れる

MECEとは、Mutually Exclusive、Collecticely Exhaustiveの頭文字をとったもので、日本語に訳すと「漏れがなく重複もない」という意味です。

考えたり、説明しようとしたとき、MECEを取り入れることで全体が分かりやすく区別されていて、漏れも重複もないので理解しやすくなるという効果があります。

例えば、
20160422-3
図のように、それぞれは必ずどこかに分類されます。
40代でもあり50代でもある人なんていませんし、どの年代でもない人もいません。
このような分類の仕方をすると、他人に説明するときでも分かってもらえます。

 

 

 

さて、ロジカルシンキングの身に着け方について書いてきましたが、一朝一夕には身につきません。
社会人年数が長い人でもロジカルに考えられない人はたくさんいます。
身に着けるには、常に考えるクセをつけることが重要になります。
まずは、何で?何のために?という疑問から持つようにしていくといいですよ。

しかし、会社は人間が運営しているものなので、生き物です。
ときには論理的に仕事を進められないこともありますので、必ずしも全パターンにいかせる方法でないので注意が必要です。

もちろんフリーランサーにも、付き合いが浅い契約会社とやり取りする機会も多い場合でもとても有効な考え方ですので、覚えておいて損はありません。

それでは、ふじもとkでした!