食べるのが遅い人は仕事ができないは嘘?!

2018年8月29日

20160417皆さんは「食べるのが遅い人は仕事も遅い」という通説を知っていますでしょうか。
主にネット上で広まったと思われるこの言葉、食事が早い人は何をやらせても早いだろうという予測値の通説の反対からきているのでしょう。

確かに動きが早い人はシャキッとして見えますし、テキパキと作業をする印象を受けます。それが、行動全てに現れているんだろうというのも分かりますが、食べるのが遅い=仕事ができないではないのです。

 

 

よく噛んで食事をする人は頭の回転がいい

脳の中で記憶を司る「海馬」という部分は、年齢とともに萎縮し、物忘れなどが起きてくる。これは脳の老化現象の一つで、誰もが避けることのできない事実だ。しかし注目すべきことが分かった。

この海馬の神経細胞は、鍛えれば再生するというメカニズムを持つことだ。しかもそれは、「噛む」ことによって活性化するらしい。

齋藤氏の研究グループによると、臼歯を削られた老齢マウスでは記憶力が低下したが、削り取った歯を治療してよく噛めるようにしたら、記憶力を50%も回復させることができたという。

「よく噛む」ことで、神経細胞の活性化を向上させることがこれで証明された。海馬の神経細胞の数の測定でも、よく噛めるようにしたマウスのグループでは、神経細胞の数が回復していることが確認されている。このことは人間にも当てはまる。ガムをよく噛んでもらったあとで、脳の様子をMRIで観察してみると、海馬や連合野の領域が活性化されているのが分かる。この変化は高齢者の方が顕著だという。つまり、よく噛んで食べれば、記憶力の低下など脳の老化が防げるということだ。

出典:脳細胞の活性化には「よく噛む」ことが効く!

このことから、よく噛まないで食事をする人と、よく噛んで食事をする人とでは、よく噛んで食事をする人の方がスピードは遅い傾向にありますが、脳は活性化しているため仕事をするにはいい条件であることが分かります。

もちろんよく噛まない人が遅い場合は除きます。
つまり、世間で広まっている食事中の様子から仕事の良し悪しを判断するのは早とちりではないかと考えられますよね。

 

 

太っている人は食事は早い人が多いが出世はしない?!

デブは出世しない

太っている人のほとんどは食べるのが早いですよね。
食べるのが早いことの要因に一番多いのがよく噛んでいないからです。

食事の時間が短い「早食い」の人に肥満が多く見られることが、これまでの疫学研究で確認されています。その原因として、急いで食べると満腹を感じにくく、普通より量を多めに食べてしまうことが挙げられ、このことも研究で裏付けられています。しかし、食事量の違いだけでは早食いと肥満の関係を十分に説明できないことから、同じ量を食べても早食いの人が肥満になりやすくなる原因の解明が待たれています。

出典:早食いの人が太りやすい原因は食べ過ぎだけではない? 同じ食事量でも、ゆっくりよく噛んで食べると食後のエネルギー消費量が大幅に増えることが判明(東工大・林 直亨教授ら)

また、「太っている人は出世しない」という言葉もありますが、これは自己管理ができないと判断されることと、標準体型の人に比べて脳が小さいということが分かっています。

脳が小さいということは思考力や記憶力が下がるため仕事ができるカテゴリには入らないとされます。

何故出世に響くかと言われると肥満は、自己管理ができていない象徴であるからです。自己管理ができない人間は、能力を疑われてしまうので、本当はそうでもなくても損をしています。

出典:肥満は出世の大敵である

なぜ、肥満になると記憶力が低下するのか。研究チームは論文の中で、「肥満の人は、『満腹ホルモン』のレプチンの分泌をコントロールできていないようだ」と指摘している。

出典:英名門大研究「デブは記憶力が悪い」 さっき食べた物を忘れる悪循環

肥満人も含めた言葉ではないのかもしれませんが、根拠の一つとでも思っておいてください。

 

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